「Community Sentiment」、というアイデアだが、ヤフーはこう説明している。
コミュニティ・センチメントは、掲示板の書き込みが、極めて強気(BULLISH)になった銘柄、そして極端に弱気(BEARISH)になった銘柄を示したものだ。(実際には、過去30日間の各銘柄の掲示板状況と、最近24時間以内の書き込みを比較して、意見の大きな変化をつかんだもの。)
上の実例(9月11日、マーケット終了1時間前時点)を説明しよう。
ここ24時間以内に、強気(BULLISH)な書き込みが極端に増えた銘柄: Imclone Systems Inc. (IMCL)、Euro Tech Holdings Co. Ltd. (CLWT)、Versar Inc. (VSR)
ここ24時間以内に、弱気(BEARISH)な書き込みが大幅に増えた銘柄: Digi International Inc. (DGII)、Applied Digital Solutions Inc. (ADSX)、Juniper Networks, Inc. (JNPR)
とうぜんの疑問は、この情報が本当に投資やトレードに役立つだろうか、というものだ。stocktradingtogo.comの、ブレイン・ラインケンズマイヤー氏は、こう述べている。
「ヤフーの掲示板は、デマや中傷で溢れています。もちろん、株価のつり上げを狙った大袈裟な書き込みも多数あります。そのような情報を基にした、コミュニティ・センチメントには、大した価値があるとは思われません。」
(参考にしたサイト: http://finance.yahoo.com/newfp
http://www.stocktradingtogo.com/2007/09/11/yahoo-finance-launches-investor-sentiment/