株価の割安、割高を判断する一方法として、株価収益率(PER)が多くの投資者に利用されている。低PER=割安、と一般的に解釈されているが、もちろんPERだけに頼った投資は危険だ。そこで今日は、ビンセント・マオ氏(インベスターズ・ビジネス・デイリー)が選んだ、有望低PER銘柄を紹介しよう。
注: 下記の銘柄は、次の条件が揃っている。
・PERは15以下。
・一株利益成長率はトップ10%に属すること。
・株価成長率はトップ30%に属すること。
・機関投資家に買われていること。
・株価は15ドル以上であり、一日の平均出来高は20万株以上あること。
1、Teekay Corporation (TK): PER15
過去4四半期、売上が10%のペースで伸びている。株価は、10週移動平均線付近で横ばい中。
2、Philippine Long Distance Telephone Co. (PHI): PER15
株価は、8月の急落から簡単に回復した。過去4四半期の売上は、16%から26%のテンポで成長している。
3、Pride International Inc. (PDE): PER15
ヒューストンに本拠地を構える石油採掘業者。過去3四半期の、一株利益成長率は90%を超えている。
4、Amtrust Financial Services Inc (AFSI): PER14
2四半期前、12社のミューチュアルファンドがAFSIを買っていたが、現在その数は30社を超えた。
5、Partner Communications Co. Ltd. (PTNR): PER14
チャートには、二番底が形成されているようだ。
6、Schnitzer Steel Industries Inc. (SCHN): PER13
7月18日の高値は射程圏内。
7、Superior Energy Services Inc. (SPN): PER13
4四半期連続で、一株利益、そしてキャッシュフローが伸びている。
(参考にしたサイト: http://biz.yahoo.com/special/ibd091007_article1.html)