先日、オンライン証券会社のインタビューで、ジェイ・ユー氏は、こんなことを語っていた。
地雷地帯を無事に切り抜けた幸運な男がいた。いったい、どうやって地雷を避けたのか、という質問に対して、男はこう返答した。「あまりにも怖かったので、目隠しをして真っ直ぐに歩きました。」
残念ながら、多くのトレーダーは、この男によく似ている。具体的に、目隠しトレーダーを説明しよう。
1、一つの銘柄に、全資金を投入してしまう。
2、好決算、新製品などのニュースが出ることを期待して、一か八かの勝負をする。
3、頼むから上がってくれ、とトレンドが変わっているにもかかわらず、祈りに熱心なトレーダー。
4、思惑が外れると、突然トレーダーから長期投資者に変身してしまう人。けっして、こんなことを言ってはいけない。「この会社のファンダメンタルズはしっかりしている。長期的に持てば必ず上がる。」
5、払った手数料を取り戻してやろう、がいつのまにかトレードの目標になっている人。
6、負けを取り返すまではやめない、と復讐心に燃える人。
7、2倍、3倍の株数で難平買いをしてしまう人。
8、一日で、10%を超える資金を失ってしまう人。
9、絶好のチャンスを逃してしまうかもしれない、とモニターの前から離れることができない人。
10、単に祈りに熱心だけでなく、ほとんど毎回のトレードに祈りが必要な人。
さて、ここで最初に戻ろう。寄付きの一時間がデイトレードに適していることを記したが、ユー氏はもう一つの時間帯として、ニューヨーク時間の午後2時半から3時半をあげている。ようするに、トレードできるのは2時間だけだ。(注: マーケットは9時半に始まり午後4時に終了する。)
(参考にしたサイト: http://www.undergroundtrader.com/)