Friday August 3, 2007

US Market Recap

全体を見るのか、それとも一点に集中するのか?

株のトレードだけに限らず、仕事が終わった後、あそこはこうすれば良かった、と思うことがある。ようするに、やり方によっては、もっと良い結果を得ることができたわけだ。ということで、仕事の改善方法について考えてみよう。

私たちは、物事を全体的に見るように教えられてきた。だから、先ずざっと全体を眺めて、どれが面白そうかな、と探すことになる。この方法が悪いのは、つまらない物に捕まってしまうことだ。

例を挙げよう。あなたはショッピングセンターにいる。どんな店があるかを把握した後、実際にそれぞれの店に足を運ぶ。すると、ユニークなセーターが目についた。そこで、あなたはそれを買うことにした。さらに進んで行くと、今度は豪華なスーツが目にとまった。もちろん、あなたはそれも買った。こんな感じでショッピングを続け、あなたは、持っていた金を全て使い果たしてしまう。

最初に全体像をつかむのは悪くないのだが、このやり方で行くと、途中で目標を見失ってしまうことが多い。だから、極端な言い方をすれば、先ず具体的なゴールを設定して、全体像を必要以上に重要視しないことだ。

こんな手順になる。

1、あなたが実現させたいゴールを明確に決定する。

2、ゴール実現に関係ない物を全て遮断する。

チャートだけでトレードしている人なら、テレビのニュースや、アナリストのコメントを聞く必要はない。影響されやすい人なら、最初から新聞など読まないことだ。

3、興味本位に、あちこちへ行くな。

そんなことをしていたら、他人の意見に惑わされて、ゴール実現の妨げになる。

4、ゴール実現に必要な情報だけを入手しろ。下手な情報は、あなたを回り道させるだけだ。大袈裟に言えば、ゴールに関係ない雑誌など講読してはいけない。

5、重要なことを見つけたら、必ずノートに書きとめよう。そして、毎週ノートを読み直してみることも大切だ。

(参考にしたサイト: http://www.lifehack.org/articles/management/opportunity-overload.html

Stocks You Need To Know About

マテル社(MAT)

欠陥商品の回収を発表した、マテル(MAT)の5分足チャートだ。

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悪いニュースで、ギャップダウン、しかし直ぐ反発だ。くれぐれも、ニュースにはご用心。

Wall Street English

危険なオモチャ

Mattel recalls China-made toys on paint fears

マテル社(MAT)は、中国で製造されたオモチャに、有害な塗料が使われているおそれがあるため、商品の回収を発表した。

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回収対象になったオモチャ。

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