株の統計で知られる、トレーダーズ・アルマナックを見ていたら、こんなデータが目についた。過去10年間、7月に金鉱銘柄を買って9月に売ると、年平均で18.6%の利益があった。ということは、ニューモント・マイニング(NEM)が行けるのだろうか?それはさておき、少し違った統計を紹介しよう。
株を買うのと同様に、ショッピングにも良いタイミング、悪いタイミングがある。何を何曜日に買ったら、一番安く買える可能性があるだろうか。米国内の話だが、さっそく見てみよう。
航空券:
水曜日の午前中に買うのが最も得。この業界に詳しい、ピーター・グリーンバーグ氏の話によると、航空会社は週末に安売りを発表する傾向がある。他社も負けずと更に安い価格を表示し、この価格競争が終わるのが、水曜の午前中ということだ。
本:
木曜が一番安い。大手書店、BordersとBarnes & Nobleは、毎週割引券を配布している。前者は木曜、後者は火曜に配布し、Bordersの方が割安だ。
自動車:
車を買うなら月曜だ。セールスマンの稼ぎ時は、何と言っても客の多い週末。月曜は打って変わったように来客が減り、価格交渉が、客に有利な方向で展開する可能性が高い。
衣料品:
服は木曜の夕方が安い。週末の安売りは、金曜ではなく、木曜から始める店が多くなった。しかし、品物が完全に並び終わるのは木曜の夕方だ。週末まで待っていたのでは、目的の服が売り切れている可能性がある。
レストラン:
値段はいつもと同じだが、レストランに行くなら火曜が一番、とケイト・クレーダー氏(Food & Wine誌)は言う。肉、野菜などを仕入れる店が、火曜に多いためだ。新鮮さを考慮すれば、日曜は避けた方が無難だ。
ガソリン:
木曜日の午前中が一番安い。できれば10時前に買いたい。もちろん、原油の先物市場にも左右されるが、ジェーソン・トーズ氏(GasBuddy.com)によれば、運転する人が週末に増えるから、木曜の午後に値上げするガソリンスタンドが多い。
(参考にしたサイト: http://www.smartmoney.com/dealoftheday/index.cfm?story=20070702)