Saturday July 14, 2007

US Market Recap

タイミングの話

株の統計で知られる、トレーダーズ・アルマナックを見ていたら、こんなデータが目についた。過去10年間、7月に金鉱銘柄を買って9月に売ると、年平均で18.6%の利益があった。ということは、ニューモント・マイニング(NEM)が行けるのだろうか?それはさておき、少し違った統計を紹介しよう。

株を買うのと同様に、ショッピングにも良いタイミング、悪いタイミングがある。何を何曜日に買ったら、一番安く買える可能性があるだろうか。米国内の話だが、さっそく見てみよう。

航空券:

水曜日の午前中に買うのが最も得。この業界に詳しい、ピーター・グリーンバーグ氏の話によると、航空会社は週末に安売りを発表する傾向がある。他社も負けずと更に安い価格を表示し、この価格競争が終わるのが、水曜の午前中ということだ。

本:

木曜が一番安い。大手書店、BordersとBarnes & Nobleは、毎週割引券を配布している。前者は木曜、後者は火曜に配布し、Bordersの方が割安だ。

自動車:

車を買うなら月曜だ。セールスマンの稼ぎ時は、何と言っても客の多い週末。月曜は打って変わったように来客が減り、価格交渉が、客に有利な方向で展開する可能性が高い。

衣料品:

服は木曜の夕方が安い。週末の安売りは、金曜ではなく、木曜から始める店が多くなった。しかし、品物が完全に並び終わるのは木曜の夕方だ。週末まで待っていたのでは、目的の服が売り切れている可能性がある。

レストラン:

値段はいつもと同じだが、レストランに行くなら火曜が一番、とケイト・クレーダー氏(Food & Wine誌)は言う。肉、野菜などを仕入れる店が、火曜に多いためだ。新鮮さを考慮すれば、日曜は避けた方が無難だ。

ガソリン:

木曜日の午前中が一番安い。できれば10時前に買いたい。もちろん、原油の先物市場にも左右されるが、ジェーソン・トーズ氏(GasBuddy.com)によれば、運転する人が週末に増えるから、木曜の午後に値上げするガソリンスタンドが多い。

(参考にしたサイト: http://www.smartmoney.com/dealoftheday/index.cfm?story=20070702

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経済カレンダー

7月16日 - 7月20日

17日: 生産者物価指数(6月分) 予想は+0.1%

17日: 鉱工業生産指数(6月分) 予想は+0.3%

18日: 消費者物価指数(6月分) 予想は+0.1%

18日: 住宅着工件数(6月分) 予想は、年間通算ベースで145万件

19日: 経済先行指数(6月分) 予想は+0.1%

Wall Street English

ドル安

AP通信の報道だ。

FRANKFURT, Germany (AP) -- Worries about the strength of the U.S. economy sent the dollar stumbling in Europe Friday, where the euro broke through the $1.38 mark for the first time.

米国経済状況が懸念され、金曜、ユーロは史上初めて$1.38を突破した。

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