株の世界で、百戦百勝はありえない。損はトレードに付き物だ、と割り切った態度が必要なのだが、人間どうしても負けにこだわってしまう。場合によっては、復讐に燃えて、いたずらに損を繰り返すことになるから、負けた時ほど冷静にならないといけない。そこで今日は、失敗を成功に導く方法を考えてみよう。
1、失敗から何か学べることがあるだろうか?一見バカらしく、つまらない間違いに思えるかもしれないが、失敗の中には、あなたの将来を向上させる要素が含まれているものだ。とにかく失敗したら、直ぐにダメだと思うのではなく、これを将来に、どう役立てるかを考えてみよう。
2、失敗日記の利用
ヘマを犯したら、必ずそれをノートに書きとめよう。意外と思われるかもしれないが、失敗日記には大きな効果がある。大袈裟に言えば、失敗は多ければ多いほど良い。失敗の多さは、あなたのチャレンジ精神が旺盛な証拠だ。それに、失敗が多いほど、学ぶことも多いわけだから、失敗を恥だなどと思ってはいけない。
3、ゴールの再検討
損を出したら、ゴールをもう一度振り返ってみよう。法外な、利益目標を設定していなかっただろうか?ひょっとしたら、あなたは既に成功していたのかもしれない。適切な目標を立てよう。
4、生活スタイルの見直し
あなたは、健康管理に気をつかっているだろうか?失敗を跳ね飛ばすためには、強い精神力だけでなく、健康な体も必要だ。正しい食生活、それに週に何回かはスポーツで汗を流そう。
5、協力者はいるか?
特に失敗が重なる時、あなたには良い相談相手がいるだろうか?あなたと同じ目標を持つ人たちと、意見を交換するのも効果的だ。気をつけてほしいのは、悲観的な話は無視しよう。あなたに必要なのは、前向きな意見で、あなたを向上させてくれる人だ。失敗している人に暗い話をする人は、あなたの味方ではない。
6、謙虚に、冷静に
と言っても、低い目標を設定しろ、という意味ではない。勝ち負けに対して、極度に感情的になることを避けよう。失敗したら、これで成功に一歩近くなった、と気楽に考えることが大切だ。ウォール街には、やる気満々の態度は、株での失敗を約束する、という言葉がある。やる気満々の人に共通しているのは、直ぐに好結果を出そうと躍起になることだ。一夜で成功することなどありえない。常に冷静、そして謙虚な姿勢でトレードに臨もう。
7、反省し過ぎるな
一度失敗から学んだら、そのことでクヨクヨするのはやめよう。とにかく、間違いの分析は一度で十分。頭を切り換えて、次のトレードに集中しよう。
(参考にしたサイト: http://www.lifehack.org/articles/management/7-practical-steps-to-turn-around-a-bad-experience.html)