さて、独立記念日、休みになるのは嬉しい。しかし、木金は出勤の人も多いから、何となく中途半端な休日だ。今年も既に6カ月が過ぎ、トレードを振り返ってみるには、良い機会かもしれない。
昨日のコラムだったか、マーク・ハルバート氏が、業界トップのニュースレターは、いまだに強気、といったようなことを書いていた。少し読んでみよう。
ニュースレターの意見
・Blue Chip Investor: (ニュートラル)
6月の中頃、強気からニュートラルに投資姿勢が変わった。しかし、ポートフォリオを占める株の比重は、84%と相変わらず強気な姿勢だ。
・Bob Brinker's Marketimer: (強気)
最新号で、編集長のブリンカー氏は、こう書いている。「今年、マーケットがベアマーケットに陥る危険性は無い。」(注: この場合のベアマーケットは、S&P500指数が、20%を超える下げを意味する。)言うまでもなく、ブリンカー氏は、ポートフォリオの100%を、株に投資することを勧めている。
・Chartist and Chartist Mutual Fund Timer: (強気)
「マーケットの勢いに、頭打ちが見られる。もちろん、これは短期的な現象であり、まだ長期トレンドは株に有利な状態だ。」 ダン・サリバン氏(編集長) 株がポートフォリオを占める割合は95%。
・Investors Guide to Closed-End Funds: (やや強気)
約52%が株に割り当てられている。
・No Load Fund Investor: (やや強気)
ポートフォリオの70%が米株、そして15%が外国株だ。
・Timer Digest: (強気)
72%が株の比重だ。
・Vantage Point: (やや強気)
ポートフォリオの、92%が株で占められている。
・Vickers Weekly Insider Report: (ニュートラル)
編集長のコールマン氏は、最近加速している、内部関係者による売りを心配している。48%が株に割り当てられている。
ハルバート氏は、こう締めくくっている。「業界トップのニュースレターで、弱気論は一つもありません。」