下は、1960年から2006年までのS&P500指数の様子だ。
上げる確率の高いのは、ほぼ56%の水曜と金曜だ。月曜は49%ほどだから、上昇する確率は半々より悪い。それでは、1970年から2006年の範囲ならどうだろうか?
月曜が半々以上の確率に上がっているが、相変わらず、水曜と金曜の確率が高い。1980年から2006年に移ろう。
火曜と木曜に変化は無い。しかし、月曜が金曜にかなり接近している。水曜の首位は安泰だ。次は1990年から2006年。
なんと、月曜がトップに躍り出た。次は水曜、そして金曜へと続く。それでは、2000年から2006年ならどうだろうか?
今度は金曜が最下位だ。長期的にも、短期的にも安定した上げ確率を保っているのは水曜だ。もちろん、90%を超えるような強い数字は全く出てこないから、これといって何曜日が圧倒的有利という結論を引き出すことはできない。