投資家は、チャートパターンだけでなく、一株利益や株価収益率などのファンダメンタルズも分析する。しかし、それにもかかわらず、なぜ損を出してしまうのだろうか?遅すぎる損切りが、多くのデイトレーダーの致命傷になるが、今日は投資家が失敗する主な原因を探ってみよう。
1、感情
お金は生活に欠かせないだけでなく、私たちの社会的な地位や、生活様式を決定する。それだけに、冷静な態度で、お金とつき合うことは難しい。困ったことに、お金に対する私たちの感情は、投資判断に悪影響となりやすい。多くの投資家は、株が順調に上がると、いたずらに買い足したり、欲のあまり売りのタイミングを逃してしまう。逆に少しでも下げ始めると、恐怖にかられて、処分する必要のない株を売ってしまう。
2、風潮、流行
人気株が買いやすい理由は、多くの人たちの意見が一致しているからだ。同様に、ブルマーケットで買い手が殺到するのも、皆の意見が買いに一方的に傾いているためだ。しかし、トレンドが変わって下げ相場が訪れると、まるで株の価値がゼロにでもなってしまったように、買い手は静まりかえってしまう。大衆が動かない時こそ、割安株を手に入れる、絶好のチャンスだ。
3、投資方法、投資計画
感情をコントロールすることができても、正しい投資方法がなければ、結果的には感情的な投資と同じになってしまう。買う前に、どこで利食い、どこで損切るかが決まっているだろうか?スムーズに投資を進めたければ、あらかじめ準備された、投資計画に従うことが大切だ。
4、投資知識
あなたの投資方法は、本当に優れた結果を出すことができるだろうか?多くの投資家は、一般的に有効と信じられている、間違った方法で投資をしている。先ず、マーケットの基礎知識を習得し、そして適切な投資方法をマスターしよう。
5、情報
テレビや、インターネットの情報を鵜呑みしてはいけない。多くの情報は、単なる誇大宣伝だから注意が必要だ。更に、信頼度の高い新聞に載っているからといって、全てのアナリストやエコノミストの意見が正しいわけではない。騙されないために、経済の勉強を怠ってはいけない。
(参考にしたサイト: http://rantaboutit.blogspot.com/2007/05/5-reasons-why-investors-lose-money.html
http://rantaboutit.blogspot.com/2007/04/investor-vs-trader-what-is-difference.html)