オプション・マーケットのコンサルタントとして知られるウィリアム・エング氏は、トレードを成功に導く50の条件を、「Trading Rules: Strategies for Success 」という著書の中で説明している。さっそく見てみよう。
1、投資資金を10等分してリスクを分散すること。
2、1回だけで売買を成立させるのではなく2回に分けること。
3、頻繁な無駄なトレードをしないこと。
4、いったん出した儲けを損にしないこと。
5、トレンドに従ったトレードをすること。
6、状況を把握できない時はトレードしないこと。
7、耳より情報は金にならない。
8、適切な売買執行方法を使うこと。
9、気まぐれな手仕舞いをしないこと。
10、利益の一部を口座から下ろすこと。
11、配当金だけの目的で株を買わないこと。
12、難平買いはしないこと。
13、利益は大きく、損は最小限におさえること。
14、長期的な視野を持つこと。
15、買いと同様に空売りも積極的に利用すること。
16、単に低価格というだけで買わないこと。
17、買い増し、売り増しは適切にすること。
18、連勝する時はトレード回数を控えること。
19、マーケットの最中に、いままでやったことのない、新しい方法や考えを試さないこと。
20、大衆に従わないこと。
21、一度に多数の銘柄に手を出さないこと。
22、噂を買って、実際のニュース発表で売ること。
23、棚ぼた利益を逃がさないこと。
24、常に最新のチャートを使うこと。
25、資金を大切にすること。
26、マーケットに新しいことは起きない。
27、毎日儲けることはできない。
28、マーケットからシグナルが出たら、直ぐに対応できる資金がいつも手元にあること。
29、マーケットは間違っていない。間違っているのは、あなたの意見だ。
30、トレードが正しいなら、株価は思惑どおりの方向に直ぐ動く。
31、思っているとおりの方向に動いているなら、早まった手仕舞いをしてはいけない。
32、短期投資を長期投資にしてはいけない。
33、最初から儲け幅を限定してはいけない。
34、大きく下げた、というだけで買ってはいけない。大きく上げた、というだけで空売ってはいけない。
35、正常な状態で高値更新なら、その株は買いだ。
36、感情はトレードの妨げになる。
37、相場に甘い考えは通用しない。
38、大きな値動きは時間がかかる。
39、値動きの理由を、必要以上に詮索しないこと。
40、法外な利益を求めないこと。
41、リーダー株で儲けられない人は、指数トレードで儲けることはできない。
42、今日のリーダー株が、明日もそうである保証はない。
43、出来高の多い銘柄を売買すること。
44、仲間と共同出資した口座は勧められない。
45、ベアマーケットにサポートレベルはない。ブルマーケットにレジスタンスレベルはない。
46、売買判断を慎重にすること。
47、出動よりも、手仕舞いの方が難しい。
48、自分のトレードを他人に話さないこと。
49、サイクルが時間切れになれば、反転がやって来る。
50、全てのことをコントロールできない。その状況において、適切な対処をすること。
(注: 参照したサイトは下記。
http://www.amazon.com/Trading-Rules-Strategies-William-Eng/dp/0884629201