4月17日は確定申告の最終日だ。所得税申告書に書き込んで、管轄税務署に届ければ済むことなのだが、この申告書がやたらと分かりにくい。下手に間違ったことを記入して、罰金など喰らっては大変だから、けっきょく会計士の助けを借りることになる。もちろん、今から会計士に電話をしても、時期が時期だけに会って相談するのは無理だろう。
考えてみれば、会計士ほど正確に、アメリカの一般家計状況をつかんでいる人たちはいないだろう。ひょっとしたら政府の発表する数字より、会計士の意見を聞く方が役に立つかもしれない。
そこで紹介したいのが、ハーブ・グリーンバーグ氏(ファイナンシャル・コラムニスト)へ送られたEメールだ。
私は高額所得者を専門にする会計士ですが、裕福な人たちの家計状況の悪化に驚いています。悪化の原因は、収入の範囲をはるかに超えた生活スタイルです。収入を超えると言っても、年収が下がっているのではありません。
家計を下降させた具体的な理由として、この会計士は、三つの要素を挙げている
1、あまりにも不注意、計画性の無い住宅担保ローンの利用。
2、頻繁すぎるクレジットカードの利用。月々の返済は、定められた最低金額のため残高は全く減らず、課される利子だけでも馬鹿にならない。更に、支払いが一日でも遅れると罰金も追加されるから、残高は増える一方だ。
3、月々の支払いをまかなうために、多くの人たちは、401K(企業年金制度)や個人退職年金から金を引き下ろしている。
会計士に限らず、ファイナンシャルアドバイザーなら、退職するまで絶対に年金には手をつけるな、と忠告する。しかし金持ちたちは、犯してはいけない掟を破っているわけだ。
税金のことなど書いたら、やはり気分が滅入ってきた。皆さんは、手軽な気分転換方法をご存知だろうか?特にトレードをされている方なら、気分転換の重要性を身をもって経験されたことだろう。それでは、7つの気分転換方法からいくつかを紹介しよう。
・先ず立ち上がろう。電話をする時は、部屋を歩きまわるのも良い。10分間、外で速歩きをするのも効果的だ。動作を速めることで、新陳代謝が高まり結果的に気分転換につながる。
・机の上を片付けよう。ゴミを捨てる、書類を整理する、メールに返答する。こんなことが気分転換に役立つ。
・楽しい計画を立てよう。週末はハイキングに行こう、あの本を読もう。心がワクワクする計画を立てよう。
・楽しそうにふるまうこと。ニッコリと笑ってみよう。とにかく笑みを浮かべ続けること。研究結果が示すように、たとえそぶりだけでも気分転換には大きな効果がある。