April 2007 のトップ・ストーリー一覧
ブルマーケットが始まってから既に4年以上が経過した。しかし、トウェデル・ゴールドバーグ・インベストメントのスティーブン・ゴールドバーグ氏は、まだこの上げ相場は続くと強気だ。氏の意見を聞いてみよう。
今日のマーケットを動かしているのは、投資信託、年金基金、それにヘッジファンドなどの機関投資家だ。いったい、ファンドマネージャー達はどのように株の売買判断をするのだろうか?さっそく、ハリー・ドマッシュ氏 (WinningInvesting.com)の話を聞いてみよう。
こんなに明確なチャートパターンなのに、なぜ買えなかったのだろう?とにかく、買うべきだった、と後悔することがある。しかし、この考え方の危険性を指摘するのは、「The Psychology of Trading(トレードの心理学)」の著者、ブレット・スティーンバーガー氏だ。正確に言えば、一つの単語が悪影響になるのだが、氏の意見を要約してみよう。
サブプライム融資問題は、更に米国住宅市場を悪化させる原因になり、不動産投資は完全に冷え切っている。「単に下落する住宅価格に怯えるのではなく、賢明な投資家なら現状を正しく把握して、逆にこの悪い状態を利用することを考えるべきだ」、と「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者、ロバート・キヨサキ氏は言う。氏の意見を聞いてみよう。
有名な相場の格言に、「人の行く裏に道あり、花の山」というものがある。相場で儲けるためには、他人と逆を行くことの大切さが言い表されたものだ。もしこの考え方が正しいなら、低迷の続く米国不動産は買いだろうか?それとも、やはり大衆に従って住宅市場は避けるべきだろうか?
ふだん忙しい人でも、週末にはゆっくりと一週間の株式市場を振り返り、次週の計画を立てることができる。はたしてこの週末、アメリカの個人投資者たちは、どんな銘柄に目を向けたのだろうか。早速、いくつか見てみよう。
オプション・マーケットのコンサルタントとして知られるウィリアム・エング氏は、トレードを成功に導く50の条件を、「Trading Rules: Strategies for Success 」という著書の中で説明している。さっそく見てみよう。
1、投資資金を10等分してリスクを分散すること。
2、1回だけで売買を成立させるのではなく2回に分けること。
最高経営責任者の自宅が、豪華であれば豪華であるほど、株価には悪影響になる。これは、アリゾナ州立大学のクロッカー・リュー氏と、ニューヨーク大学のデービッド・ヤーマック氏共著、「株主のマンションはどこ?」と題されたレポートに記されている結論だ。ということは、株を買う前に、先ず最高経営責任者の家を見る必要があるのだろうか?
「ウォール街」は好きな映画の一つだ、と臨床心理学者のアルデン・キャス氏は言う。パフォーマンス向上コーチとして、氏はヘッジファンド・マネージャーやトレーダーに、心理的な面からゴールの達成方法を指導している。更に、野球ファンの氏は、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス選手を例にあげて、こんな話をしている。
セブン・イレブンがビジネスを開始したのは1927年。その時の店名は「トーテム・ストア」だった。店先にトーテム・ポールが建てられ、それが当時の、コンビニエンスストアのシンボルになった。そして1946年、朝7時から夜11時までの営業時間を反映させて、トーテム・ストアから「セブン・イレブン」に名前が変更された。ということで、今日は社名の由来を探ってみよう。
先ず、多くの投資家に読まれるBarron'sから見てみよう。
PetSmart(PETM): ペットは単なる動物ではなく、いまや家族の一員だ。ペットフーズやペット用品の需要は伸び続け、PETMの株価も更に20%ほどの上昇が期待できる。
4月17日は確定申告の最終日だ。所得税申告書に書き込んで、管轄税務署に届ければ済むことなのだが、この申告書がやたらと分かりにくい。下手に間違ったことを記入して、罰金など喰らっては大変だから、けっきょく会計士の助けを借りることになる。もちろん、今から会計士に電話をしても、時期が時期だけに会って相談するのは無理だろう。
考えてみれば、会計士ほど正確に、アメリカの一般家計状況をつかんでいる人たちはいないだろう。ひょっとしたら政府の発表する数字より、会計士の意見を聞く方が役に立つかもしれない。
最近、サブプライム融資という言葉を聞かないで一日を終えることはない。サブプライムのスペルはsubprimeだが、これはsubとprimeに分けることができる。subには「下」という意味があり、primeには「第1級の、主要な」といった意味がある。だから、subprimeは「第1級以下」ということになり、サブプライム融資というのは、低所得者やクレジット歴の悪い人たちを対象にしたローンのことだ。
サブプライム融資問題が、低迷する米国住宅市場を更に悪化させる、という報道が毎日のようにされている。しかし、ファイナンシャル・コラムニストのマイケル・ブラッシュ氏は、「サブプライム融資問題は、既に他のセクターに広がっている」と言う。氏の話を要約しよう。
米国株式市場は、ベアマーケットの入り口に立っている、と言うのは1987年の暴落を予想したマーク・フェイバー氏だ。過去100年間を振り返ってみると、ベアマーケットは3.3年に一度の割合で起き、1929年から1932年のベアマーケットでは、ダウ指数は89%の大幅下落を記録した。
言うまでもなく、下げ相場と仲良く持ち株を塩漬けにしてしまうのは面白くない。できれば、うまく乗り切りたい。良いアイディアはないものだろうか?さっそく、ダン・カプリンガー氏の意見を聞いてみよう。
打率は7割5分。ストック・トレーダーズ・アルマナックのデータによれば、過去12年間を振り返ると、ダウ指数の4月初日の成績は12打数9安打だ。それでは、4月全体ならどうなのだろうか?1950年以来の結果を見ると、平均で+1.8%だから、4月はダウ銘柄が好調だ。
もう一つ付け加えると、ダウの調子が良いのは4月の前半になる。理由は、4月の後半に決算発表が集中しているためだ。言い換えれば、前半に決算の良さそうな銘柄を買って、実際の決算発表が売りのタイミングに使われる傾向がある。