2月27日の急落以来、不安定なマーケットが続いている。ブルマーケットは終わった、と宣言する声も頻繁に聞こえる今日、個人投資家たちはどう対処したら良いだろうか?さっそく、ウィニング・インベスティングのハリー・ドマッシュ氏の意見を聞いてみよう。
「成長株が次々と倒れ、どうしたら良いでしょうか、と毎日のように相談のメールが来ます。こんな時ですから、今は高配当銘柄に狙いを絞ることです。悪い相場環境では、株価も下がるから同じことだ、と言う人たちもいますが、少し考えてください。株価の下落は利回りの上昇につながり、買い手を集める結果になります。これが、高配当銘柄が下げ相場で強い一つの原因です。
毎月配当を払う銘柄もありますが、ほとんどの場合、三カ月に一度です。高配当銘柄の選び方を説明しましょう。
1、下げ相場でも、魅力的な利回りとは何パーセントのことでしょうか。私の経験から言えることは、4%以下の銘柄に、投資者は興味を示しません。ですから、4.25%以上の銘柄を選ぶことが大切です。
2、配当金は、過去きちんと払われていたでしょうか?一度だけの特別高配当などもありますから、過去のデータを調べて、落ち度なく三カ月に一度、配当を払い続けている銘柄を選んでください。
3、高配当でも株価の安い株はダメです。15ドル未満の株には、先ず機関投資家が手を出すことはありませんから、15ドル以上の株だけに絞ってください。
4、MSNマネーのストック・スカウターを使って、会社のファンダメンタルを調べてください。AからFまでの成績が付けられていますから、選ぶのはA、B、Cだけにしてください。(右下にFactor Gradesがあり、その直ぐ下にFundamentalが載っている。)
5、不安定なマーケットでは小型銘柄が避けられ、資金は大型銘柄に集まります。ですから、時価総額が少なくとも10億ドル以上ある株を対象にしてください。リスクをもっと下げたいのであれば、50億ドル以上の時価総額が必要です。
6、アナリストのイメージが悪い今日ですが、アナリストの意見は、危険な株を避けるのに役立ちます。全てのアナリストが買い推奨を発表している必要はありませんが、平均スコアが買いである銘柄を選ぶことが大切です。
7、株主資本利益率も重要な要素です。少なくとも8%以上ある銘柄を選んでください。それ以下の銘柄は、将来の配当金が中止される可能性がありますから注意が必要です。更に、一株利益も毎年8%以上の伸びがあることも望ましい要素です。
8、ストック・スカウターにもう一度戻りましょう。ファンダメンタルの下に、テクニカルの成績も載っています。これもA、B、Cだけの銘柄を選んでください。」
さて、以上の条件を満たす銘柄として、ドマッシュ氏は五つ挙げている。これらは投資のヒントであり、買い推奨ではないことをお断りしておきたい。
Alliance Resource Partners (ARLP)
Bank of America (BAC)
Natural Resource Partners (NRP)
Suburban Propane Partners (SPH)
U.S. Bancorp (USB)
「成長株が次々と倒れ、どうしたら良いでしょうか、と毎日のように相談のメールが来ます。こんな時ですから、今は高配当銘柄に狙いを絞ることです。悪い相場環境では、株価も下がるから同じことだ、と言う人たちもいますが、少し考えてください。株価の下落は利回りの上昇につながり、買い手を集める結果になります。これが、高配当銘柄が下げ相場で強い一つの原因です。
毎月配当を払う銘柄もありますが、ほとんどの場合、三カ月に一度です。高配当銘柄の選び方を説明しましょう。
1、下げ相場でも、魅力的な利回りとは何パーセントのことでしょうか。私の経験から言えることは、4%以下の銘柄に、投資者は興味を示しません。ですから、4.25%以上の銘柄を選ぶことが大切です。
2、配当金は、過去きちんと払われていたでしょうか?一度だけの特別高配当などもありますから、過去のデータを調べて、落ち度なく三カ月に一度、配当を払い続けている銘柄を選んでください。
3、高配当でも株価の安い株はダメです。15ドル未満の株には、先ず機関投資家が手を出すことはありませんから、15ドル以上の株だけに絞ってください。
4、MSNマネーのストック・スカウターを使って、会社のファンダメンタルを調べてください。AからFまでの成績が付けられていますから、選ぶのはA、B、Cだけにしてください。(右下にFactor Gradesがあり、その直ぐ下にFundamentalが載っている。)
5、不安定なマーケットでは小型銘柄が避けられ、資金は大型銘柄に集まります。ですから、時価総額が少なくとも10億ドル以上ある株を対象にしてください。リスクをもっと下げたいのであれば、50億ドル以上の時価総額が必要です。
6、アナリストのイメージが悪い今日ですが、アナリストの意見は、危険な株を避けるのに役立ちます。全てのアナリストが買い推奨を発表している必要はありませんが、平均スコアが買いである銘柄を選ぶことが大切です。
7、株主資本利益率も重要な要素です。少なくとも8%以上ある銘柄を選んでください。それ以下の銘柄は、将来の配当金が中止される可能性がありますから注意が必要です。更に、一株利益も毎年8%以上の伸びがあることも望ましい要素です。
8、ストック・スカウターにもう一度戻りましょう。ファンダメンタルの下に、テクニカルの成績も載っています。これもA、B、Cだけの銘柄を選んでください。」
さて、以上の条件を満たす銘柄として、ドマッシュ氏は五つ挙げている。これらは投資のヒントであり、買い推奨ではないことをお断りしておきたい。
Alliance Resource Partners (ARLP)
Bank of America (BAC)
Natural Resource Partners (NRP)
Suburban Propane Partners (SPH)
U.S. Bancorp (USB)