なぜ、マーケットは416ポイントも下げたのだろうか、と朝からテレビでは盛んに討論されている。しかし、一日で4カ月分の利益を全て失った個人投資家たちが知りたいことは、これからどうするべきかということだ。もう株はコリゴリだ、と諦めてしまった人もいるかもしれないが、私たちの気持ちに関係なく、ウォールストリートは常に次の投資テーマを探している。
今回の大幅下落で、株の怖さを初めて知った人が多い。こんな人たちが口を揃えて言うことは、「いい加減な株ではなく、これからは優良株を中心に投資したい」、というものだ。それでは、実際に買えそうな優良銘柄はどれだろうか?MSNマネーの、ジム・ジューバック氏の話を聞いてみよう。
「ある程度の安全性があり、そして平均以上の成長を望める優良銘柄を探すには、世界的な視野でマーケットを検討しなければいけません。例をあげれば、韓国のサムスン電子、ルクセンブルグのTenaris SA(TS)などが国際的な優良銘柄です。
私たち米国投資者は、優良銘柄と聞くと、ペプシ(PEP)、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)、それにアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)、といった銘柄を直ぐ思い出します。なぜなら、それらの企業は、毎年のように8%から12%の成長を見せているからです。過去10年間の株価ですが、ペプシは+10.7%、ジョンソン&ジョンソンは+11.6%の割合で毎年伸びています。、(S&P500指数は+6.8%)
それでは、優良株ペプシとジョンソン&ジョンソンの欠点は何でしょうか?先ず、これらはの名前は、あまりにも私たちに馴染み深すぎることです。個人投資家だけでなく、機関投資家にも広く買われている銘柄ですから、決して割安とは言えません。
両社は、アメリカを本拠地にした企業です。たしかに国際企業でもありますが、売上は日本やヨーロッパのように経済成長がゆっくりとした安定した国が中心です。もちろん、アメリカの経済成長もゆっくりですから、両社は急成長をするインドや新興市場から直接大きな恩恵を受けていません。
国際的な優良銘柄としてサムスン電子をあげましたが、もう少し見てみましょう。携帯電話、テレビ、半導体で知られるサムスンの株価収益率は12.5です。同業種のインテル(INTC)は24.3、そしてモトローラ(MOT)は14.5ですから、サムスンの方が割安です。会計方法の違いはありますが、サムスンの株主資本利益率は18.7%ですから、インテルの13.8%より魅力的です。
それでは、あともう3銘柄挙げておきましょう。
鉄とニッケルの大企業Companhia Vale do Rio Doce (RIO)、セメントメーカーのCemex(CX)、そしてパルプのAracruz Cellulose (ARA)です。どれも、米国株式市場に上場されています。」
今回の大幅下落で、株の怖さを初めて知った人が多い。こんな人たちが口を揃えて言うことは、「いい加減な株ではなく、これからは優良株を中心に投資したい」、というものだ。それでは、実際に買えそうな優良銘柄はどれだろうか?MSNマネーの、ジム・ジューバック氏の話を聞いてみよう。
「ある程度の安全性があり、そして平均以上の成長を望める優良銘柄を探すには、世界的な視野でマーケットを検討しなければいけません。例をあげれば、韓国のサムスン電子、ルクセンブルグのTenaris SA(TS)などが国際的な優良銘柄です。
私たち米国投資者は、優良銘柄と聞くと、ペプシ(PEP)、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)、それにアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)、といった銘柄を直ぐ思い出します。なぜなら、それらの企業は、毎年のように8%から12%の成長を見せているからです。過去10年間の株価ですが、ペプシは+10.7%、ジョンソン&ジョンソンは+11.6%の割合で毎年伸びています。、(S&P500指数は+6.8%)
それでは、優良株ペプシとジョンソン&ジョンソンの欠点は何でしょうか?先ず、これらはの名前は、あまりにも私たちに馴染み深すぎることです。個人投資家だけでなく、機関投資家にも広く買われている銘柄ですから、決して割安とは言えません。
両社は、アメリカを本拠地にした企業です。たしかに国際企業でもありますが、売上は日本やヨーロッパのように経済成長がゆっくりとした安定した国が中心です。もちろん、アメリカの経済成長もゆっくりですから、両社は急成長をするインドや新興市場から直接大きな恩恵を受けていません。
国際的な優良銘柄としてサムスン電子をあげましたが、もう少し見てみましょう。携帯電話、テレビ、半導体で知られるサムスンの株価収益率は12.5です。同業種のインテル(INTC)は24.3、そしてモトローラ(MOT)は14.5ですから、サムスンの方が割安です。会計方法の違いはありますが、サムスンの株主資本利益率は18.7%ですから、インテルの13.8%より魅力的です。
それでは、あともう3銘柄挙げておきましょう。
鉄とニッケルの大企業Companhia Vale do Rio Doce (RIO)、セメントメーカーのCemex(CX)、そしてパルプのAracruz Cellulose (ARA)です。どれも、米国株式市場に上場されています。」