就職するならここだ!給料、ボーナス、従業員福利制度、将来性などを考慮して、フォーチュン誌が100のトップ企業を発表した。はたして、ナンバー1はどの会社だろうか?正解は、カリフォルニア州マウンテンビュー市に本拠地を構えるグーグルだ。さっそく、職場としてのグーグルを覗いてみよう。
ほぼ100%の従業員が称賛するのは、無料の社員食堂だ。その数は全部で11におよび、単なる食堂ではなく、正確に言えばグルメ・カフェテリアだ。11もあれば十分過ぎるほどだが、それ以外にもソーダやフルーツなどだけを扱った、スナック・ルームも用意されている。
シリコンバレーでは、通勤に電車を利用する人がいるから、多くの会社には低料金の出迎えバスがある。しかし、グーグルの場合は無料だ。車で通勤する人のためにも、グーグルは無料のオイル交換を行っている。更に、ハイブリッド車を購入するなら5000ドルが支給される。無料バス、オイル交換のほかにも、無料美容室がある。
優良な人材確保は、どの企業にも重要なように、グーグルも優れた人材の獲得に大きな力を入れている。グーグルの従業員が会社側に人材を紹介して、もしその人が本当に採用されると、社員には紹介料として2000ドルが支払われる。赤ちゃんが生まれた社員には、1カ月間にわたって食事が自宅へ届けられる。
食べているだけでは太ってしまうが、もちろん職場には、一流スポーツクラブに負けない屋内体操場もある。マッサージのサービスもあるから、凝った首や肩をほぐすこともできる。コーポレート・コンシェルジュ(社員専用雑務排除係員)もいるから、レストランの予約や映画のチケット手配などもしてもらえる。
特に独身の男性は、洗濯物をためこんでしまうが、洗濯機と乾燥機が職場にあるから仕事中に洗濯を済ますことができる。小さな子どもがいる社員には、社内に保育所があるから嬉しい。また、社員専用の医師や看護婦もいるから、ちょっとしたことなら、わざわざ病院へ行く必要が無い。
グーグル社員の平均年収はどの程度だろうか?残念ながら、ボーナスや給料に関しては、会社側から公表されていない。それでは、平均年収だけを基準にして上位5社を見てみよう。
1位、ニクソン・ピーボディ: 18万1099ドル。(21731880円)
2位、ビングハム・マクカッチェン: 18万50ドル。(21606000円)
3位、アルストン・アンド・バード: 16万6300ドル。(19956000円)
4位、アドビシステムズ: 16万1127ドル。(19335240円)
5位、アーノルド・アンド・ポーター: 15万5929ドル。(18711480円)
さて、1位のニクソン・ピーボディだがフォーチュン誌100リストの中では第49位。最もランクの高いのは、アルストン・アンド・バードの19位だ。
Wednesday January 17, 2007
US Market Recap
最高の職場環境を備えた企業はどこ?
Stocks You Need To Know About
マクドナルド(MCD)
チャットルームで、マクドナルドが話題になっていた。もちろん、議論されていたのはハンバーガーではなく、チャートパターンだ。
日足チャートだが、はたしてMCDは二番天井の形成中だろうか?どちらにしても、週足を見ると空売る気にはなれない。
日足チャートだが、はたしてMCDは二番天井の形成中だろうか?どちらにしても、週足を見ると空売る気にはなれない。
Wall Street English
格下げ記事
本格的な決算シーズンが始まり、アナリストが忙しい。さっそく、こんなヘッドラインが目についた。
Cisco Downgraded On Expected Slower Growth
シスコ・システムズ(CSCO)が格下げされた。理由は、予期される収益成長率の低下だ。
この格下げをしたのは、バンクオブアメリカのアナリストだが、記事を最後まで読むと、目標株価の30ドルに変更はない。