2007年はトラックだ、とジョン・マークマン氏(ストラテジック・アドバンテージ)は言う。「軍用トラック、セメント・トラック、ごみ回収トラック。とにかく、2007年の投資テーマはトラックです。」話を続けよう。
「ガソリン価格の安定、それに据え置きが続く金利はトラックメーカーに好材料です。過去2年間、売上が低迷していた業界ですが、そろそろ底打ちになって、収益が上向きそうです。
2007年、ブルマーケットは5年目を迎えます。ビリニ・アソシエーツの調べによれば、上げ相場の5年目は、素晴らしい成績を記録しています。具体的な数字で言えば、S&P500指数の平均伸び率は22.6%です。更に、S&P500指数は、大統領任期3年目が最も好調ですが、来年はブッシュ大統領の任期3年目です。
トレーダーズ・アルマナックの、大統領任期3年目の統計を見ると、S&P500指数は第1四半期+7.5%、第2四半期+5.3%、第3四半期+1.9%、そして第4四半期+2.8%の平均成長率があります。(1945年から2005年までのデータ)
それでは、実際にどのトラックメーカーを買うかですが、オシュコッシュ・トラック(OSK)が行けそうです。株価の方は1996年以来+3000%ですから、主要マーケット指数を30倍ほど上回っています。これだけ素晴らしい成長ぶりですから、投資者たちは、収益がアナリストの予想を、常に大きく超えることを期待しています。現に、第3四半期の決算の一株利益は、アナリストの予想を上回ったのですが、たった1セントだけ、ということで株価が10%もの下落になりました。
オシュコッシュ・トラックが製造しているのは、セメント・トラック、ダンプ・トラック、ごみ回収用トラック、軍隊輸送用防弾鋼板トラックです。主な取引先は、米軍と外国の軍関連機関で、それらが全売上の約40%を占めます。
日足チャートを見ると分かりますが、オシュコッシュ・トラックの株価は、5月から30%ほど下がっています。大きな原因は、JLGインダストリーズの買収です。あまりにも売られ過ぎですから、この辺で買うのは良いアイディアだと思います。
たしかに、JLGの買収が売りを呼びましたが、この買収は将来の収益を大きく伸ばすことでしょう。私の予想ですが、向こう数年間、オシュコッシュの年間平均収益成長率は16%から20%になると思います。2007年の目標株価は70ドルです。(現在48ドル70セント)
他のトラック・メーカーには、Paccar(PCAR)やNavistar(NAV)がありますが、一番魅力的なのは、何と言ってもオシュコッシュ・トラックです。」
http://tmadkam.blogspot.com/
Friday December 15, 2006
US Market Recap
オシュコッシュ・トラック
Stocks You Need To Know About
オシュコッシュ・トラック(OSK)
先ず週足から見てみよう。
買いにくいパターンだ。もし買うなら、サポートライン(青)が走る43から44ドル付近だ。日足に移ろう。
200日移動平均線を越えることができず、またギャップの中へ戻ってしまった。ギャップの底辺(1)がサポートになる可能性があるから、そこでの試し買いが考えられる。2の44ドルは、週足のサポートだ。
Wall Street English
オイル
先ずヘッドライン。
Oil Jumps on OPEC Output-Cut Plan
オペックの減産計画で、オイル価格が跳ね上がった。
OPEC opted to slash daily output by 500,000 barrels on Feb. 1 to prop up crude prices above $60.
オイル価格を1バレルあたり60ドル以上に安定させるため、オペックは2月1日から、一日のオイル生産量を50万バレル減らす。
Oil Jumps on OPEC Output-Cut Plan
オペックの減産計画で、オイル価格が跳ね上がった。
OPEC opted to slash daily output by 500,000 barrels on Feb. 1 to prop up crude prices above $60.
オイル価格を1バレルあたり60ドル以上に安定させるため、オペックは2月1日から、一日のオイル生産量を50万バレル減らす。