来年の株式市場で好成績を上げるためには、「適者生存の法則」を頭に入れておく必要がある、とメリルリンチの投資戦略家、リチャード・バーンスタイン氏は言う。まだ予告編の段階だが、氏の指摘する、2007年のテーマを見てみよう。
1、大型株
経済成長が減速する状況では、優良国際大型企業が有利になる。例を挙げれば、コカコーラ(KO)、ペプシコーラ(PEP)、マクドナルド(MCD)、3M(MMM)、デュポン(DD)、ゼネラル・ミルズ(GIS)、ケロッグ(K)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)、そしてウォルグリーン(WAG)などだ。
2、テクノロジー
全体的には、いぜんとしてハイテク銘柄は割高だが、大型ハイテク銘柄の中には比較的まだ割安なものがある。具体的には、グーグル(GOOG)、マイクロソフト(MSFT)、ヒューレット・パッカード(HPQ)、そしてIACインターアクティブ(IACI)だ。更に、マイクロソフトから新オペレーティング・システム、ビスタが発表されるから、ソフトウェアセクターに期待が持てる。
3、マスメディア
今年好転しているマスメディア銘柄は、来年も好調が続くことだろう。ニュース・コープ(NWS)、タイム・ワーナー(TWX)、そしてマグローヒル(MHP)が引き続き狙える。
4、軍事防衛
テロ、北朝鮮、中東問題などの地政学的要素は、来年もマーケットの心配材料になる。過去5年間で軍事費は+25%を記録し、来年も軍事費の増大が予想される。ボーイング(BA)、そしてハニーウェル(HON)が有望銘柄だ。
5、優良社債
AAAの最高格付けがある社債人気が続くことだろう。供給量も不足しているから、ゼネラル・エレクトリック(GE)、ジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)、エクソン(XOM)、ファイザー(PFE)、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)などの社債に、買い手が集まりそうだ。
6、配当金
アメリカ株ではなく、海外の優良株で比較的配当金の良い銘柄も狙ってみたい。上場投信の、PowerShares International Dividend Achievers(PID)を利用するのが便利だ。
7、日本株
経済成長の初期段階にある日本株は買いだ。良品計画(7453)、積水ハウス(1928)などが狙える。
8、ディスカウント小売店
全体的に見ると、小売セクターは避けた方が無難だ。買うならディスカウント小売店だけに焦点を合わせよう。(日本の小売セクターは大きく伸びそう。)
9、金融関連株の比重を減らせ
歴史を振り返ると、金利引き上げサイクル終了後は金融関連銘柄が低迷する。ただ、保険会社は逆に買われる傾向があるから、アフラック(AFL)は行けそうだ。
10、エネルギー銘柄を減らせ
オイルや商品関連銘柄は約60%ほど割高だ。特に、オイル価格は更に下落することになるだろう。
1、大型株
経済成長が減速する状況では、優良国際大型企業が有利になる。例を挙げれば、コカコーラ(KO)、ペプシコーラ(PEP)、マクドナルド(MCD)、3M(MMM)、デュポン(DD)、ゼネラル・ミルズ(GIS)、ケロッグ(K)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)、そしてウォルグリーン(WAG)などだ。
2、テクノロジー
全体的には、いぜんとしてハイテク銘柄は割高だが、大型ハイテク銘柄の中には比較的まだ割安なものがある。具体的には、グーグル(GOOG)、マイクロソフト(MSFT)、ヒューレット・パッカード(HPQ)、そしてIACインターアクティブ(IACI)だ。更に、マイクロソフトから新オペレーティング・システム、ビスタが発表されるから、ソフトウェアセクターに期待が持てる。
3、マスメディア
今年好転しているマスメディア銘柄は、来年も好調が続くことだろう。ニュース・コープ(NWS)、タイム・ワーナー(TWX)、そしてマグローヒル(MHP)が引き続き狙える。
4、軍事防衛
テロ、北朝鮮、中東問題などの地政学的要素は、来年もマーケットの心配材料になる。過去5年間で軍事費は+25%を記録し、来年も軍事費の増大が予想される。ボーイング(BA)、そしてハニーウェル(HON)が有望銘柄だ。
5、優良社債
AAAの最高格付けがある社債人気が続くことだろう。供給量も不足しているから、ゼネラル・エレクトリック(GE)、ジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)、エクソン(XOM)、ファイザー(PFE)、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)などの社債に、買い手が集まりそうだ。
6、配当金
アメリカ株ではなく、海外の優良株で比較的配当金の良い銘柄も狙ってみたい。上場投信の、PowerShares International Dividend Achievers(PID)を利用するのが便利だ。
7、日本株
経済成長の初期段階にある日本株は買いだ。良品計画(7453)、積水ハウス(1928)などが狙える。
8、ディスカウント小売店
全体的に見ると、小売セクターは避けた方が無難だ。買うならディスカウント小売店だけに焦点を合わせよう。(日本の小売セクターは大きく伸びそう。)
9、金融関連株の比重を減らせ
歴史を振り返ると、金利引き上げサイクル終了後は金融関連銘柄が低迷する。ただ、保険会社は逆に買われる傾向があるから、アフラック(AFL)は行けそうだ。
10、エネルギー銘柄を減らせ
オイルや商品関連銘柄は約60%ほど割高だ。特に、オイル価格は更に下落することになるだろう。