Friday April 14, 2006

US Market Recap

バスケットに入れたい2銘柄

バスケット・アプローチ、という投資方法をご存知だろうか?バスケットボールのバスケットではなくて、この場合のバスケットは、果物などを入れる「かご」を想像してほしい。だれでも新鮮な果物で、かごをいっぱいにしたいように、バスケット・アプローチも、複数の有望銘柄だけに集中投資するのが狙いだ。

銘柄の選び方は一様ではないが、スティーブン・ブルワ氏(リアル・マネー・ドット・コム)のアイディアを聞いてみよう。「バスケットに入れる銘柄は、割安であることが重要です。割安株の利点は、思惑と反対に動いても下げ渋ることが多いですから、損が少ないことです。さっそく、二つのアイディアを紹介したいと思います。

最近、老化防止が人気投資テーマになっています。多くの関連銘柄は既に割高になっていますが、ていねいに探してみると、まだ大衆に発見されていない株が残っています。歳をとるのは嬉しいことではありませんが、確実に高齢者人口が増えています。米国を例に挙げれば、2030年には65歳以上の人口が、現在の2倍になると予測されています。

つい数日前ですが、私は複数の鏡を持って風呂に入りました。うまく角度を調整して、頭のてっぺんを見たのですが、なんとも惨めな状態です。そんなわけで、帽子を手放すことはできません。

具体的な銘柄ですが、ストライカー、ジマー、アラガンなどの大型株は避けるべきです。悪い会社ではありませんが、速い成長スピードが見込めません。私が好きなのは、予期しなかった成長の可能性がある、ニューベイシブ(NUVA)とバイアセル(VIAC)の二つです。

投資態度について少し話しましょう。あなたは「強気」ですか、それとも「弱気」ですか?よくそんな質問を耳にしますが、一つの見方だけに固執するのは危険です。経済環境が良くないから株はだめだ。このセクターは嫌われているから、それを買うことはできない。そのような考え方に慣れてしまうと、せっかくの投資チャンスを逃してしまいます。最終的に株を上げるのは需給関係ですから、くれぐれも先入観を排除することが大切です。」

次に、上記二銘柄の説明をしてもらおう。「歳をとると、腰や背骨に問題を起こしやすくなりますが、それがニューベイシブ(NUVA)の専門分野です。医療機器の販売もしていますが、一番の特色は独自のソフトウェアを使った、回復時間の早い手術です。現在20ドル以下の銘柄ですが、40ドルあたりを狙えると思います。

バイアセル(VIAC)は、幹細胞の分野から老化防止を研究しています。問題は、幹細胞研究に対する倫理問題という障害があります。それに幹細胞研究に関する偏見もあり、これはかなり長期投資になると思います。しかし、スペインで好結果が得られているように、バイアセル(VIAC)は注目に値する銘柄です。」高齢化する社会、たしかに幹細胞分野は面白そうだ。

Stocks You Need To Know About

行き過ぎ!?

10年物国債利回りが、5%を超えてしまった。下はその日足だが、ローソクが上昇するチャンネルから飛び出てしまった。投資者が超感情的な時に、こんな現象が起きやすいから、そろそろ修正がある頃だ。

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Wall Street English

ついに5%を突破した

先ずヘッドライン。

10-year yield tops 5%

10年物国債利回りが5%を超えた。

こんな説明がされている。

Treasury prices slid Thursday ahead of the holiday weekend, pushing up the yield on the 10-year note above 5 percent for the first time in four years as investors speculated that the Fed was not done with its rate hike campaign.

利回りが5%に復帰したのは4年ぶりだ。連銀の金利引き上げはまだ続く、といった見方が主流になり、債券が投げられ利回りが急騰した。

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