22日早朝に福島県沖を震源とする地震の影響で、同日午前7時半現在、東京電力福島第二原発(同県富岡町、楢葉町)の使用済み燃料プールの冷却装置が停止しているという。現在、東電が原因を確認している。
原子力規制委員会によると、止まっているのは、3号機の使用済み燃料プール。冷却システムのポンプが停止している状態という。ただ、燃料は十分冷えている状態で、ただちに影響が出ることはないという。
福島第二原発3号機 使用済み核燃料プールの冷却装置停止 NHK
東京電力によりますと福島第二原発3号機の使用済み燃料プールでは冷却用のポンプが停止しているということです。午前6時すぎの燃料プールの水温は28度7分で、1時間に0度2分ずつ上がっていくと予想され、運転上の制限の値としている65度には1週間程度で達する見込みだということです。
この程度の揺れで冷却装置が止まるなんて、あまりにも脆弱すぎるのでは?
少々の地震でも、冷却装置は止まらないようにすべきだろう。
プールには、使用済みと未使用の核燃料が計2544本もあるのだ。
第二第三の安全装置があって然るべきでは?
今回は一週間の猶予があるようだが、もっと大きい地震でより被害が大きくなれば、一週間で故障が直せるとは限らないわけで、また福島第一と同じ事が起こる可能性があるということになる。
結局、原子力規制委員会・原子力規制庁・東京電力は結局3.11から何も学ばず、対策も出来ていないことがわかったわけだ。
こんな連中が、古い原発を再稼働させようとしている。
嗚呼!
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