日本株08(火)に、ショートサイドへエントリーする銘柄で、新日本製鐵(5401)と日本航空(9201)があります。どちらも、3分足の一本目が236ガイドラインに到達。2本目が236ガイドラインを上抜いている点では同じような動きをしています。
ですが、新日本製鐵(5401)では3本目のアタマで手仕舞い-2000円の損切り。日本航空(9201)は-3000円のプルバックでもホールドしています。
どちらの銘柄も同じような動きに見えるのですが、新日本製鐵(5401)は損切りして日本航空(9201)はホールドするという判断はどこで行えばいいでしょうか?
またこの判断は、経験を積めばできるようになるでしょうか?
確かに236ガイドラインを抜くという動きは似ています。
ですが違いはギャップの方向です。
新日本製鐵(5401) 日本航空(9201)
マーケットメーカーは自分たちが買いたいときには、わざとギャップダウンを引き起こすことがあります。
すると前日から持っている買い手たちは、ギャップダウンしたので慌てて売るわけです。
マーケットメーカーは、それを買い漁るというわけです。
この日の新日本製鐵(5401)はその通りに動いていますね。
なので、3本目のアタマですぐにカットロスをしたわけです。
ですが日本航空(9201)はギャップアップしています。
プルバックが来ても、あまり上がらず、いずれ下げるであろう確率が高いのです。
なのでカットロスをせず、ホールドしたわけです。
案の定下げて勝っていますね。
こうした現象はナスダックでも起こりますが、頻度としては日本株の方が多いのです。
8日のロングサイド銘柄でもギャップアップした銘柄は勝っています。
ですがギャップダウンした銘柄は、早々とカットロスしています。
ショートサイド銘柄でもギャップアップした4銘柄は3本目のアタマできちんとカットロスをしています。
ですがギャップダウンした銘柄は、1銘柄だけですが勝っていますね。
ま、100%こうなるというわけではありませんが、アタマに入れておいて損はないはず。
カットロスはマイナス8円になるまでは頑張る、などという基準とは別の話です。
念のため。^^V
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