エントリーをしたら、1000株の銘柄で8円相当の位置▼8千円にストップを設定します。
この場合、リバーサルプレイなので、この時点では利益が出ています。
ですが次のローソク足で、ゲインはマイナスになってきました。
基本的に最初につけたストップは動かしません。
イントラデイのこういうトレードでは、ローソク足が動くたびに、ストップの位置を移動すると、銘柄数が増えた場合、忙し過ぎますからね。
最初につけたストップというのは、これ以上の負けを喰らわないための、安全ネットなのです。
薄すぎず厚すぎずというバランスというか、今までの経験から、オレは8千円くらいにしています。
絶対に8千円というわけではありませんからね。
さてエントリーした足の利益がなくなる位置まで下げてきました。
サポートを切るのか、ここで反転するのか?
というわけで次のローソク足を待ちます。
サポートを切ってしまいました。
「ダメージの少ないストップ」というのは手仕舞いの位置です。
COOLでも書いたことがありますが、手仕舞いのためのストップという考え方があります。
つまり次のアタマで手仕舞いをするということです。
すると▼6千円くらいのカットロス。
ですが3本の陰線を見るとフォーメーションができあがっています。
つまりこの次に陽線が出て、ロングサイドに動き出す可能性があるのです。
つまりマイナスが減る可能性もあるわけです。
そうするとここで2択問題になります。
▼6千円でロスを受け入れるか、反転する方に賭けるか?
MAを見れば分かりますがトレンドはダウントレンドです。
トレンドは下げる確率の方が高いことを示しているわけです。
念のため、日経平均の指数を見ておきましょう。
ギャップダウンリバーサルでロングサイドへ動いています。
なのにソニー(6758)は下げている。
ということは、指数に影響されてソニー(6758)が上げるげる可能性は低い。
と見るのが妥当ではないでしょうか。
というわけで、▼6千円のロスを受け入れて、カットロスを選択したわけです。
リバーサルプレイですので(念のため)(笑)
では戻すと踏んでカットロスをしなかったらどうなるでしょうか?
陰線が4本続いたあと、反転していますが、ここでの反転を見ると弱いですねえ。
戻すのなら陽線2本くらいで、せめて陰線4本分の「半値戻し」をするチカラがないとダメでしょう。
ですが、その後でまた陰線が出て、せっかく戻した陽線を呑み込もうとさえしています。
なので、もしここまでホールドしていたのならですが、オレならこの位置で手仕舞いするでしょう。
ほぼ▼8千円弱くらいのカットロスですから、想定内です。
かんきちくんは、まだ1年足らずの経験しか無いので、まあこれはしかたないでしょう。
上で説明したような考え方を理解し、実際のマーケットで経験を積めば、成績はさらに上がるはずです。
10銘柄エントリーの手法では、こうした細かい積み重ねも、トータルでは大きくなって行くのです。
今日のトレードを見る限り、惜しいなあ・・と思ったのは、このソニー(6758)だけでした。
他の9銘柄はオフィシャルと比べても、遜色のない、素晴らしい結果を残されています。
毎日コンスタントに、これくらいのレベルのトレードができれば、日本株でも、プロとしてやってゆけるでしょう。
大事なことは、焦らずじっくりとスキルを積み上げることです。
車の運転でも、1年間は初心者マークを付けて走らなければならないのです。
トレーディングというのは、一生涯にわたって、経済的基盤を支えるための技術です。
それを身につけるために、どれくらいの時間と情熱を掛けて取り組もうとしているのか。
プロトレーダーになるためには、ここが問われるのです。
日本株でのトレードが一ヶ月で、どれくらいの成績になるのかが楽しみです。
スキルは米国株とも共通するものですから、こうした経験はいつか大きく花開くときが来ることでしょう。
そうした自分を想像し、その姿を信じることです。
頑張ってくださいね。
コメントする