米国ナスダックマーケット18(月)での分析を読んでいて、ちょっと気になった点があります。
SNDKでは・・
1分足でも特に陰線や、上髭も無く伸びている状態だった事から伸ばす方向で決断。
大体予想通りの戻しでしたが、その後伸びず。
伸ばす方向で決断すること自体に問題ありません。
ですが、では伸びなかったときに、損益がどうなるのか?
ここが大事です。
「予想通りの戻し」を考えたのなら、その確率がどれくらいあるのか?
そして最大限の利益になる位置がどこで、その確率はどれくらいあるのか?
この比較は大事です。
CTSHでは・・
これは1分足を見ていませんでした。
500株しか執行していなかった事もあり200ドル弱の微妙な利益から、持ち越しと判断してしまった。
これは60ドル以下だから1000株ですね。
執行株数のミスでしょうか。
米国ナスダックマーケット18(月)にトレードの記録があります。
ロングサイドは、それまでのトータルロスが▼135ドル。
FOXAとSNDKをローソク足9本目の次の頭で逃げれば、2銘柄で430ドル。
なのでロングサイドは+295ドルとなったはずです。
ショートサイドは、CTSHの2本目が終わった時点でのトータルロスは-420ドル。
なのでCTSHを4本目の頭で手仕舞えば、+400ドル。
ショートサイドトータルで、▼20ドルへ持ち込めたわけです。
つまり両サイドのトータル損益は、+275ドルまでは伸ばせたはず。
疑似執行ツールのデモトレーダーは、手仕舞いしたトータルの損益はリアルタイムで見えるようになっています。
ですから、現在ホールドしている銘柄のどこで手仕舞えば、最大の利益になるのか。
あるいは、そこを過ぎてもし下がったときにはいくらになるのか?
こうした比較皮算用は、すぐできるはずですし、とても大事なことです。
ですから、こうした考え方で、頭の中で常に現時点でのトータル損益を認識する習慣を身につけることです。
馴れると、トータル損益が、いくらになるかの計算は、すぐにわかります。
というか、考えざるを得なくなり、頭に自然に浮かんでくるようになります。
トレーダーは、儲けるのが仕事なわけですからね。
チャートだけによる予測に加え、こうした損益面からの予測が瞬時に判断できる技術を身につける。
これはとても大事な点です。
チャートだけで、二択の選択ゲームのように考えていると、なかなか勝てるようにはなりません。
以上が検証を見ていて気になった点です。
頑張ってください。
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