モテ度を上げるには?

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2005年国勢調査の速報集計によると、65歳以上の人口比率は21.0%。

この比率は世界最高だという。

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一方で15歳未満人口の割合が13.6%というのは世界で低い水準だ。

つまり日本は極端な少子高齢化が進んでいることになる。

  

5年ごとに実施されている国勢調査の特性を利用して、5歳階級の世代ごとに過去6回調査間の5年間で未婚率を減らした%ポイントを計算すると、各世代がどの時期に、どのくらい結婚してきたのかを知ることができる。

こうして調べた「脱未婚ポイント」を集計すると、今の30代後半の男性の4人に1人、20代後半では3人に1人が生涯独身を通す可能性が高くなっていることがわかるだろう。

 

女性は男性より生涯未婚率は低いが、20代30代は同じ世代の男性に急接近しそうな勢いだ。

    

以下は2002年実施の国立社会保障・人口問題研究所の「第12回出生動向基本調査・結婚と出産に関する全国調査・独身者調査の結果概要」をもとにしたものだ。

「現在結婚することに利点があると感じているのは未婚男性の約6割で、未婚女性は7割。

 

逆に男性の1/3、女性の1/4は、結婚に利点はないと考えているように見受けられる。

男女とも利点を感じない人がわずかずつ増えつつあり、とりわけ男性でその傾向がはっきりしていることになる。

  

「利点がない」という割合が、20代後半の生涯未婚率推定値とほぼ同じである点は、こうした傾向を裏付けるものだ。

  

この調査では「国勢調査から推定される配偶関係の構成と、本調査から得られる未婚者の異性交際の状況から、各年次、各年齢階級における異性のパートナーシップの状況推定」が発表されている。

 

年齢階級別パートナーシップ構成の変化

  

20-24歳の男性

 

1987年 > 2002年

結婚 7% > 7%

同棲 - > 3%

婚約中 2% > 2%

恋人あり 23% > 26%

異性の友人あり 25% > 13%

交際相手なし 41% > 50%
 


20-24歳の女性

 

1987年 > 2002年

結婚 17% > 10%

同棲 - > 3%

婚約中 4% > 3%

恋人あり 26% > 34%

異性の友人あり 22% > 12%

交際相手なし 31% > 38%
  

  

15年前と比較すると「恋人あり」や「同棲」が増え、また「交際相手なし」も増えるという、男女交際の両極端化が進んでいる。

青春の真っ直中で、20-24歳の男性に「交際相手なし」が50%もいることになる。

仕事漬でないというのなら、いったい何をして毎日を過ごしているのだろうか?

   

同棲経験についは25-29歳の増加が目立ち、今回調査では男性10.3%、女性10.0%と初めて1割に達している。

だが現在同棲を継続している未婚男女は、最も多い25-29歳でも3%足らずで、全体から言えば少数派だといっていいだろう。

こうした傾向は「非モテ」傾向の増大と、「親との同居独身者の増加」という点で、多くのブログでも取り上げられ、そしてちょっとした話題になっている。

  

では「非モテ」と呼ばれる異性との付き合いがない、またはそれに近い形態の若者たちが何故増えているのだろうか?

非正規社員やフリーターの増加などの社会要因が、親との同居比率を高くしたのは間違いのないところだろう。

 

調査によると、男性の場合は正規社員でも同居率の上昇が顕著なのだという。

どちらが原因で、どちらが結果かはわからないが、家族の中でぬくぬくと暮らしているうちに、お金や面倒な手練手管が必要になる女性との交際が面倒になってしまうのかもしれない。

  

男女の人間関係は微妙で複雑なため、定型的なアドバイスは実際には殆ど役に立たないことが多い。

だから、ある程度のお金を使って試行錯誤を繰り返すことが、まず最初の一歩となるわけだ。

 

どのように投資するか、どのように振舞うかは、やってみないとわからないわけで、まさにケースバイケース。

 

私の体験で恐縮だが、モテルためには設備投資や投資は、かなり必要になるといっていいだろう。

つまり、こうした「設備投資」?(笑)がある水準を下回ると、非常に女性と付き合うのが難しくなるということなのだと思う。

 

何かのスポーツがうまくなるために理論ばかりを学んでも、うまくはならないのと同じことだ。

まずは練習するしかないだろう。

 

モテたいと思ったら、金と時間と精神力を惜しみなく投入することだ。

 

「やってみたほうがいいかな」と思ったことは、臆せずすぐに、そして積極的にやった方がいい。

効果はすぐにあがらなくても、いろいろなことに手を出しながら、継続させることが大事だ。

 

そして精神力と考え方が、もっとも重要なファクターとなるだろう。

「恥をかく・恥ずかしい」とか「傷つく・落ち込む」を怖がっていてはダメだ。

  

モテ資本に多くを投じるためには、こうした心理的なバリアを乗り越えなければならない。

他のスキルをゼロから身につけるときと全く同じことで、積極的でひたむきに打ち込み、つらくてもトライアンドエラーを繰り返して学ぶことだ。

  

外国語をマスターするのと同じで、苦手だから、恥ずかしいからと、ためらっていたらいつまでたっても身につけることはできないだろう。

生まれつきの能力差はあるかもしれないが、だからこそ、苦手な人はとことんチャレンジしなければ成功の扉を開くことはできないのだ。

 

一生の伴侶を探すための投資を惜しむような姿勢で、モテたいと考えてもそれは無理と言うもの。

 

だがこういう地合いだからこそ、その投資は際立つことを忘れてはならない。

女性のために無駄ができる度量の深い男は、同性にも一目置かれるはずだ。

 

    

男は目で恋をし、女は声で恋に落ちる - ウッドロー・ワイアット

人生における無上の幸福は、自分が愛されているという確信だ - ユーゴー

結婚には多くの苦痛があるが、独身には結婚が持つ喜びがない - サミュエル・ジョンソン

なぜ美人はいつもつまらぬ男と結婚するのだろう?賢い男は美人と結婚しないからだ - サモセット・モーム

妻は眼だけで選ぶな。むしろ、君の眼よりも耳を頼りにすることだ -  トマス・フラー

君がよい妻を持てば幸福になるだろうし、悪い妻を持てば哲学者になれる - ソクラテス

 

 

出典

 

2006年9月5日

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このページは、hatchが2016年1月 7日 05:10に書いた記事です。

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