トレードとマネージメント

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昨夜(28日)の米国ナスダックマーケット、ショートサイドは早々と失速し、トータルで -920ドル。

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ローソク足3本目のアタマで、ショートサイド銘柄全てのロスが確定してしまったわけだ。

 

そうなると、ロングサイド銘柄で何とか マイナス920ドル を挽回できないか?

と誰もが考えるはず。

 

だがロングサイドの YHOO は -40ドル MDLZも -40ドル。

ローソク足3本目でトータル -80ドル が確定。

つまり残る3銘柄トータルで、計算上 約1000ドル が必要になるわけだ。

   

で生き残った3銘柄の4本目の時点での含み益はというと・・

vrtx3-01.gif

VRTX +500ドル弱

 

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CHTR +80ドル弱

 

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QCOM +90ドル弱

含み益はトータルで +670ドル

 

さて8本目・・

qcom3-02.gif

QCOMは +40ドル。

236ガイドラインで跳ね返るのを待つしかない。

今回の目標額はトータルで千ドルだから、ここで40ドルくらい獲っても仕方ないからね。

プランBとして、跳ね返らなければ、ブレイクイーブンで逃げる。

 

なのでQCOM君はあてにならない。

 

一方で好調だったのがCHTR。

CHTR3-02.gif

300株なので、次の足のアタマで確定すると、たぶん +400ドル あたり。

 

さてVRTXが微妙なパターン。

VRTX3-02.gif

500株なので今までの最高値まで行けば +650ドル。

するとCHTRの 400ドル と合わせ、トータルで 千ドル あたりまで獲れそうだ。

しかし現在の足の終値は +430ドル くらい。

 

ただ上ヒゲトレンドラインが右下がりで怪しくなってきている。

   

+650ドル を狙って、もし次が陰線で下げてしまったら +300ドル 以下。

236ガイドラインあたりまで下げたら、ほとんど利益なし。

 

次の足のアタマで出れば +400ドル は確保できそうだ。

そうなるとCHTRとで +800ドル。

あとはQCOM君次第。

ひょっとすると 千ドル に届くかも知れない。

  

+800ドル を確保するのか?

それともVRTXで650ドルを狙い、トータルで千ドルオーバーを狙うのか?

そのかわり上がらなければ、CHTRだけのゲインでトータル +400ドル だけ。

   

chice2.jpg

 

VRTXは次のアタマで手仕舞いが正解だった。

VRTX1028.gif

結局VRTX は+400ドル。

  

CHTR1028.gif 

CHTR は +450ドル

  

QCOM1028.gif

QCOM君は頑張ってくれて+200ドル

   

こうして無事合計 +1050ドル。

目標だった 1000ドル を上回ることができたというわけだ。

 

こうしたケースでVRTXのように揉み合う場合、まずは必要な利益を確保することを優先すべきだ。

ホールドしている銘柄のトータル損益を最大にし、リスクを下げるのがトレーダーの仕事なのだから。

   

つまりマネジメントするチカラ、言い換えれば「考え方」が大事ということになる。

    

これが実際のマーケットでできるかどうかだ。

 

このトレード手法では、入る銘柄も場所も皆同じ。

だがどこで手仕舞うのか・・

  

ここがトレーディングの成否を分けることになる。

    

  

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このページは、hatchが2015年10月30日 07:09に書いた記事です。

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