焦点領域を使った範囲指定

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最近、選択範囲は「焦点領域」を多用している。 

0707soyscarebar03.jpg

その理由は、Photoshop が自動で選択範囲をしてくれるため、1ステップ分の手間が省けるからだ。

 

選択範囲 > 「焦点領域」を選択すると、自動的に上のような表示になる。

自動的に3つの対象物が、このように表示されるわけだ。

 

この表示されている部分が選択範囲となる。

白く欠けているところは、+のブラシで塗れば、画像が表示される。 

  

0707soyscarebar02.jpg

    ↓

0707soyscarebar04.jpg

白くなっている部分があれば + のブラシで塗るわけだ。

すると、下の写真のように白い部分がなくなってゆく。

細かい部分は、ルーペで拡大し、ブラシサイズを小さくして塗れば、かなり細かい部分も塗り込むことができる。

      

ブラシのサイズ変更はショートカットを使うと便利。

ALTキーを押しながら、マウスの右ボタンを押しながら右へ移動するとサイズが拡大。

左へ移動すると、サイズは小さくなる。

  

0707soyscarebar05.jpg

エッジの背景部分がまだ少し残っている。

こういう場合は画像を拡大し、小さめのブラシで消し込みエッジを白く塗るわけだ。

    

ALT キーを押している間、ブラシは一時的に -(マイナス)キーと同じ機能となる。

   

そしてOKを押せば、下のように選択範囲が点線で表示される。

選択された商品部分だけを、新しいレイヤーにコピー。

  

0707soyscarebar06.jpg

  

元画像をコピーしたレイヤー全体を、ボカすと・・ 

0707soyscarebar01.jpg

このように仕上がるというわけだ。

  

下がLightroom から Photoshop へ読み込んだオリジナルの写真。

0707soyscarebar00.jpg

範囲指定は、どういう方法であっても、ある程度の時間と手間が掛かるもの。

だがこの「焦点領域」を使う方法だと、Photoshop がある程度の範囲は自動的に選択してくれる。

 

範囲指定の細かい追い込みでも、自動的に塗り込んでくれるのは、ありがたい機能だ。

最終的な仕上がりの案配は、選択範囲をどこまで高い精度で行えるかにかかっている。

白く塗り込まれたところが、選択範囲外になるという、直感的なわかりやすさは、選択範囲指定の面倒さを大きく軽減してくれるはず。

 

お試しあれ。

 

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この記事について

このページは、hatchが2015年7月12日 04:19に書いた記事です。

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