どこでやるかが問題だ

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ウィークデイには毎日開催されているマーケットで、リアルタイムの訓練で腕を磨く。

そしてそうした経験が積み重なり、やがて経済的自立へと繋がってゆく。

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こうした明確なビジョンは、モチベーションを継続させるための強力な武器となるわけだが・・

 

7月最初の米国ナスダックマーケットは、ギャップアップが大きいため難しいマーケットだった・・

   

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これはあるトレーダーの記録だが、素晴らしいトレードだ。

   

こうした難しいマーケットでも、オープニングのユニットは大きな利益を生む、まさに金の卵。

これくらいのレベルになると、こうしたことを身をもって体験することになる。

   

毎月5千ドルをコンスタントに達成するためには、毎日250ドルを獲ることができればいいわけだ。

仮に毎日500ドル獲れれば、月収100万円コース。

所要時間は15分。

    

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やはり、アタマのユニットが大事。

      

これからの時代、何が起ころうと、組織や他人に依存することなく、自らのチカラで、自分の経済的基盤を確立することができる。

これこそが、トレーディングの大きな魅力ではないだろうか。

    

こうしたトレーディングは、ネットを使えば米国のナスダック市場に繋がっているサーバーへダイレクトにアクセスできるという仕組みになっている。

  

一方日本株の拠点でもある東京証券取引所の場合は、ナスダックに比べると全く事情が違っている。

ちょっと古い(2011年)が、三菱UFJ信託銀行による、広がりゆくトレーディングの世界

   

下記は 国内バイサイドトレーディング事情(2015年)より一部引用。

  

規制緩和とほとんど同じタイミングで市場でのアベノミクス効果が始まって、PTSの売買代金自体は増えているが、東証の売買代金も更に増えてきているので、PTS売買代金シェアは頭打ちになっている。

その要因としては個人投資家(特に日計り取引を行うデイトレーダー)の取引に左右されるところが大きいと言えるだろう。

個人のデイトレーダーは信用取引を多用するので、現在PTSでは信用取引が認められない規制により、東証でトレーディングすることになる。

個人の取引シェアが大幅に伸びている状況において、(信用取引ができない)PTSのシェアが頭打ちになっているものと推定される。

ただ、昨年後半(2013年5月以降)には、PTSのシェアが確実に伸びている傾向を示している。

これは全体の売買代金が夏以降頭打ちの状態になり、個人を含めた東証での出来高が低くなった結果、(個人フローには影響度が低い)PTSの取引シェアが相対的に高まっていると考えられる。

 

昨年、東証の呼び値細分化計画が発表され、2015年夏に向け段階的に小数点呼び値の導入が既に動き始めている。

今までPTSの最大付加価値であった価格改善効果が、表面上なくなることになる。PTSがこれに代わる新たな付加価値提案をどのように行うかがバイサイドの関心となっている。

 

東京マーケットの問題は、参加者が少ないため、いわゆる値段が見える「板」がスカスカだという点だ。

トレンド転換を予測する工夫が大事で書いたように、ティック数が悲しいほど少ないのだ。(笑)

 

呼び値小数点化に加え、東証は2015年の呼び値小数点化のタイミングに合わせて、現物株の夜間取引開始を東証が検討している。

とあるが、いくら値刻みが細かくなっても、夜間に取引するトレーダーが、果たしてどれくらいいるのか?

日本に居住しているメジャープレイヤーは昼間に仕事を終えるため、参加するのはたぶん時差のある海外の機関投資家ばかりになるはず。

 

夜間取引の導入は、この執行ベンチマークをどう考えるかという問題に突き当たる。

夜間取引の主な対象取引参加者は、海外投資家と個人投資家になるので、多くの個人客を抱えるネット証券会社は、夜間取引導入の最大推進派である。

海外投資家の中でも、大手外資伝統的運用会社にとっては、よほど流動性が創出されない限り、夜間取引に対する期待は小さいだろう。

 

後半では、上記のように心配しているが、ごもっとも。

まともなトレーダーなら、システム的に遙かに魅力のあるナスダックでトレードするだろう。

  

論より証拠で2015年4月までのトータルパフォーマンスを見ても・・

ボトムスキャンのパフォーマンスで比べると、日本株は1カ月平均150万円弱(1ヶ月を20日として・一日平均7万1千円強の利益)

米国株は1カ月平均4万5千ドル弱(為替レートは1ドル120円として計算・一日平均27万円弱の利益)

このように米国株が日本株の約4倍弱のパフォーマンスを叩き出せるのは、トレーディングに対する仕組みが違うからだ。

 

だがほとんどの人は、その実態を知らないのが現実。

個人のデイトレーダーは、ダイレクトマーケッ・・というスレッドを見ると、一般の人達の理解度がどれくらいかが、よくわかるだろう。

   

日本で、米国株のトレーディングをしている個人トレーダーは果たしてどれくらいいるのだろうか?

   

   

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このページは、hatchが2015年7月 2日 21:57に書いた記事です。

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