そのため、真の経済的な自立を手に入れるときに、税金はアタマからスッポリと抜け落ちやすい盲点となるわけだ。
私がまず渡米後に手を付けたのは法人の設立。
ヒーズ・ジャパン(日本法人)
ヒーズ・アメリカ(ワシントン州法人)
ヒーズ・プジョーサウンド(シアトル法人)
ヒーズ・バミューダ(オフショア・カンパニー)
まずこの4種類の法人を設立したわけだ。
何故か?
収入が発止すると、その収入が課税対象となる。
そのためみんな、収入を増やそうとするわけだ。
だが、法人というのは業種によって、支出となる経費の対象となる範囲が異なっている。
わかりやすくいえば、経費と差引きで収入がゼロとなれば、高い法人税を払う必要がなくなるからだ。
だがいわゆる消費税からは逃れられない。
たとえば、シアトルのあるワシントン州の隣のオレゴンでは、何と州税が無税なのだ。
そのため、電気製品などをまとめて買いに行く人が多い。
オレゴン州の旗の裏側には、ビーバーが描かれている。旗の表と裏のデザインが違うのは、50州中オレゴン州だけ。
映画「スタンドバイミー」の舞台となったユージン(Eugene)は、アメリカではじめて、一方通行の道路ができた街。
オレゴン州はニュージャージー州と並び、セルフサービスのガソリンスタンドがない州。
トレーディングでもこうした考え方は大事。
なぜなら、こうした考え方を巧く利用すれば、お金をより効果的に生かすことができるからだ。
死と税金からは逃れられらない、と言われるが、要はなにをどう組み合わせて考えるか?
これに尽きるのではないだろうか?
コメントする