新型シトロエンC4

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C6のメーターユニットが点灯しなくなってしまった。

なので速度、走行距離、ガソリンの残量が分からない。

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というわけで、現在修理中。代車は最新型のC4。

      

1.2リッター3気筒・130PS/230Nm・ターボエンジン搭載。

トランスミッションはアイシン製の6AT。

このクラスのシトロエンの最大の弱点だった変速ショック問題が解消。

 

代車は安い方のモデルで、259万円。

なので、ガラスサンルーフはついていない。

      

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奇しくも、MOTOR DAYS で シトロエン C4 Feel BlueHDi の試乗記が掲載されていた。

代車はガソリンエンジン車。

違いはそこだけなので、その他モロモロは、上記サイトが参考になるはず。

      

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エクステリアはクリーンで上品な造形。

嫌みのない、誰にでも好ましく写る自然なデザインだと言っていいだろう。

 

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代車は走行距離3500キロほどの、いわゆる下ろしたての新車。

  
まず最初に感じたのは、乗り降りがラクという点だ。

シートがちょうどよい高さで、なおかつシートの形状がいいからだろう。

  

実用車としては大事なポイントだ。

   

さて走り出すと、いわゆる一般的に言われている猫足で、実に柔らかい。

   

クマチャンところの駐車場の出入り口には段差があるのだが・・

そこを乗り越えたときのアタリが、先日借りたミニクーパーS5ドアとは大違い。

  

あらゆるデコボコを見事にイナしながら走るという、金属バネなのにハイドロっぽい乗り味。

   

担当のN氏が現行のシトロエンで最も乗り心地のいい車だと、おっしゃっていたが御意。

乗っていて、癒やされる乗り心地だと言っていいだろう。

  

助手席に乗ったカミサンいわく、眠くなってくるほど乗り心地がいいという。

    

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メーターの照明はブルーの色を5段階の濃淡で変化させることができる。  

  

エンジンは1.2リッターの3気筒だと思えないほどスムース。

そして2千回転を越えると、かなり力強い加速をする。

   

もちろんアイドリング時は、エンジンの鼓動はそれなりに伝わってくる。

だが、止まるとすぐにアイドリングストップするので、余り気にならない。

   

そのアイドリングストップは復帰が実に自然でスムース。

ブレーキを足から離した瞬間にエンジンが始動する様は見事だ。

   

その振動のなさと自然さは、先日借りたミニクーパーS5ドアを上回る出来映え。

エンジンの始動をスターターではなく、発電機で行う方式だからだろう。 

   

なおアイドリングストップは35秒ほどで自動的に復帰する。

先日借りたミニクーパーS5ドアは55秒前後。  

  

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写真のように2千回転を越えると、俄然力強くなる。

  

だが、変速モードがドライブだと、燃費のためだろうか、それ以下の回転数で走ろうとするのだ。

すると2千回転を切る領域で、エンジンが回ることになり、ちょっとイマイチな感触になってしまう。

 

なので、スタートして3速あたりまでシフトアップしたらフロアのシフトレバーを左に倒すことにしている。

するとマニュアルモードになるため、2千回転以下に落ちないようなギアを選べばいいわけだ。

   

すると、爽快に加速する領域を使って走ることになり、すこぶる気持ちがいい。

これでパドルシフトがついていれば最高なのだが・・

    

このようにしてシフトレバーをマニュアルで操作しながら走っているが、結構楽しい。

特に3千回転アタリからのエンジンは、とても1.2リッター3気筒だとは思えない力強さ。

 

しかも、回転の伸びがまた気持ちいいのだ。

このエンジンは、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2015を受賞したというが、なるほど納得のエンジンだ。

         

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ダッシュボードは素材の使い方を含め、そっけないというか実用車っぽく色気なし。(笑)  

その点ミニはうまく高級感を出していたが、まあ値段が違うからねえ。

  

とはいえ、こうした点は、乗り心地の良さとあいまって、馴れれば余り気にならなくなる。 

     

この車の唯一の欠点を挙げるとすれば、ブレーキだろうか。

今までと同じように踏むと、カックンブレーキになってしまう。

つまり、軽く踏むだけで効くからなのだが、効きそのものが悪いわけではなく、サーボが強過ぎるからだ。

  

とはいえ二日もすれば、馴れてしまうたぐいのものなのだが・・

それと最近の車に多い、停止前には徐々に力を抜かなければならないタイプ。

ここもちょっと残念な点だ。

        

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メインの操作パネル。iPod が使える、USB端子がついている。

オーディオは可も無く不可もなくの音で、音質調整をすれば十分実用になるレベル。

   

室内はこの値段の車とは思えないほど静かで、これはちょっと意外だった。

クーペボディーなのに路面から伝わる振動による共振音や籠もり音が、ほとんど無いのは立派。

C6ほどの高級感のある静けさではないけれど、運転していて自然で心地よく感じるのだ。

     

シートの座り心地は、いわゆるフランス車っぽく、掛け心地がいい。

座り心地がいいなあ・・と感じさせてくれるタイプのシートだ。

       

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ドアポケットは大きく便利。iPad Air と システム手帳を入れてもまだ余裕のサイズ。  

  

で、代車を借りた翌日にメカニック担当のI氏から連絡があった。

3つほどあったメーターユニットの在庫が無くなっているという。

なので取り寄せるのに時間がかかるかもしれないとのこと。

 

3つあった在庫が、なくなるなんてねえ・・

台数が少ないC6なのに、同じタイミングで、メーターが一斉に故障したのだろうか?(笑)

  

最初は、メーターユニットそのものではなく接触不良かもしれないということで、カプラーを外したりしてみたというが、結局ユニットそのものがダメだということが判明。

日本に在庫がないとなると、フランスへ発注するわけで、そうなると2週間ほどかかるという。

        

というわけで、このC4とのつきあいは、少し長くなりそうだ。

   

続く・・

 

 

   

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このページは、hatchが2016年9月27日 07:49に書いた記事です。

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