現在車検中の、ミニクーパーSコンバーチブル(R52)との比較試乗であります。
車検中のR52
F55
イギリス製の車というテイストを色濃く残しているのがR52。
F55
R52のクリーンで無駄のないデザインは秀逸。
ブレーキを踏むとこのスタートスイッチが強く赤く光るので下へプッシュ。
エンジンを切るときは、ブレーキを踏んでスイッチレバーを下へプッシュする。
ブレーキから足を離し、スイッチレバーを下へプッシュすると、電気系統がオフになる。
赤いスイッチの左隣はアイドリングストップのオンオフスイッチ。
R52のように、キーを回してエンジンスタートの方が圧倒的に便利。
黒でシックにまとめてある室内は、わかりやすい高級感で統一されている。
R52に比べ、ドアポケットがこれだけ小さいと不便。
ピアノブラックの黒は誇りが目立ちやすい。
もちろんSEVとテスラパープルプレートもセット済み。
F55は直列4気筒DOHCターボで1998cc・192ps・重量 1320kg
R52は直列4気筒SOHCスーパーチャージャー1600CC・170ps・重量1310キロ。
エンジンはトランスミッションを含め文句なし。
これだけパワーがあると痛快だ。
パドルシフトは装着されていないが、アクセルの踏み加減で如何様にもなる。
60キロから120キロくらいまでのいわゆ中間加速が実に速い。
なので、町中でも痛快な走りが可能になるのだった。
中央の大きなメータには、ナビをはじめ様々なデータを表示することができる。
ハザードボタンは実にわかりやすい位置にある。
シフトレバーの後ろにあるにコントローラーを使うが、馴れると使いやすく快適だ。
iPod を繋ぐUSB端子があるので、プレイリストのコントロールもOKだ。
ドアロックのオンオフは、ドアオープナーに組み込まれている。
助手席にはハンドルもある。
こういうところはしっかりと抑えている。
サンバイザーには立派な照明付きミラーがビルトイン。
左のスイッチは助手席の手元ランプ。
右隣はすべての室内灯のオンオフスイッチ。
右端はドライバー側スイッチ。
ダメなところ
パワーがあるうえ使い勝手の良い数々の装備。
と書くとパーフェクトのように思えるが、実は大きな問題点があった。
それは乗り心地。
路面から伝わってくるハーシュネスなどは、実に巧く角が丸められている。
つまり路面からの突き上げなどでイヤな振動が発生しないように、しつらえてあるのだ。
だが最も大きな問題は、常に路面の凹凸に忠実に反応し、ヒョコヒョコとして落ち着かないという点だ。
昨夜、所用で神戸大阪往復のため湾岸線を走ったのだが・・
それなりの速度になっても、ヒョコヒョコが収まらない。
まだ6千5百キロだから、ダンパーの不具合とは考えにくい。
では当たりがついていないからなのか?
とここまで書いて、以前試乗した、シトロエンDS3 を思い出した。
ミニと同じようなサイズだが、走行距離は2千キロ少しだというのに実にフラットで見事な乗り心地だった。
こんなんじゃまずいんじゃないの?
と思いながら20分ほど経過すると、そのイヤなヒョコヒョコは何と収まったのだ。
当たりがついたからなのか?
実に不思議だ。
後席もオトナが座ることのできる広さがある。
だが一夜明けて、今日はカミサンの運転手として町中を走り回ったのだが・・
やはり町中での速度域でのヒョコヒョコが気になる。
というか長い間走っていると疲れるのだ。
だがアクセルを踏んでそれなりの速度になると、フラットになってくる。
なので、どうしても飛ばしたくなってまうというサイクルに陥るのだった。(笑)
これに比べると現在車検中のR52は、実に素晴らしい乗り心地だ。
SEVとテスラプレートを設置しているという条件は同じ。
R52はダンパーをコニのFSDに換えてあるので、比較にはならないのだけれど・・
車検中のR52が戻ってきたら、気のせいかどうかは、さらにハッキリするだろう。
あとシートも、R52の方がすっぽりと填まった感のある、独特の掛け心地で優れている。
カミサンも座り心地が悪いといってたからね。
バックミラーの形状はリアウィンドウのカタチと同じになっている。
BMWは芸が細かい。(笑)
さらにステアリングもR52に比べると、手応えが変化するという曖昧さが気になった。
そのため高速道コーナーでは、カーブの途中で修正する必要があるのだ。
ブレーキも、40キロ以下の領域にまで減速すると、踏力を緩める必要があるタイプ。
R52はブレーキマッドとローターを換えてあるので、リニアで剛性感のあるブレーキとなっている。
なので、比べるのはフェアじゃないけどね。
というわけで、ここ丸々2日間、C6には乗っていない。
こうして代車に乗ってみると、思い出すのはC6の圧巻の乗り味だ。
SEVやテスラプレートなどとの相性の良さゆえだろうか、金属バネの車とは一線を画した、独特の乗り心地は、オレの知る限りでは、宇宙一の乗り心地といっていいかもしれない。
ハイドロ特有の路面をいなしながら滑るように走るそのウットリ感は、毎日乗るたびに感動を与えてくれる。
まだ代車の助手席にしか座ったことのないカミサンだが、かなり馴れたので明日は運転席に座るはず。
で、カミサンさんにこの代車について感想を聞いてみると、今までの方(R52)がうんといいという。
エクステリアデザインを含めると、勝負にならないといったところか。
というわけで、明日C6のステアリングを握るのが実に楽しみであります。
って一体、何の試乗記だっけ?(笑)
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