日常にアートを持込めるカメラ

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下はケアのためクマチャンところのそばで撮ったショットだ。

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今日の雲で撮ってきた経験から言えば、これは今までと全く違う撮り方ができるカメラではないだろうか。

今までは、肉眼で見た光学ファインダーで、出来上がりを想像して撮っていたわけだ。

これくらいだと、この設定で撮って、フォトショップなどの現像でこうやれば、どれくらいのモノが出来るかは、経験を積むことで、ある程度分かるようになる。

 

だが上のような太陽を直接画面に入れたショットは、日の出の弱い光でなければ、光学ファインダーで太陽を肉眼で直接見ながら撮るには、眩し過ぎるのだ。

そのため、今までは撮ろうとさえ思わなかった一枚だ。

  

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だがこのカメラでは、直接EVF(エレクトリック・ビュー・ファインダ)といういわゆるテレビ画面のような電子ビューファインダを覗きながら、撮ることができる。

絞りやシャッター速度を変えながら、どういう写真が撮れるのかという、いわゆる出来上がりに非常に近い状態を、ファインダーを通して、直接見ながら撮影することができるのだ。

 

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上のような雲の状態を撮る場合、そのできあがり具合に非常に近い状態を、リアルタイムでファインダーを通して、見ることができる。

そのため、ファインダーを覗いている時間は、どうしても長くなりがちだ。

今の時点では、雲をどのような濃さの影にしたいのか?などということを、ファインダーを覗きながら、絞りやシャッター速度をいろいろと変え、変化の具合を見ながら試行錯誤している最中といっていいだろう。

    

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上のようなショットだと、できあがり具合は大体わかっているため、ファインダーを覗いている時間は、比較的短くなる。

全体に明るめに撮るのか、それとも暗めにするのか?などということは、今までのように撮ったあとのフォトショップでの現像で決めるのではなく、その場で度決めて撮ってしまうわけだ。

当然のことながら、全体を明るめか、暗めにするのか、等といった現像の後処理の度合いは少なくなる。

フォトショップでは、いろいろな部分の変化の幅が大きくなればなるほど、いじればいじるほど、画質は悪くなってゆく。

   

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だが、このカメラでは慣れるにつれ、できあがりに非常に近い状態にまで追い込んだショットを撮ることができるようになってゆく。

カメラという道具を使い「絵を描く」かのように、できあがりを撮りながら「創り込む」ことができるのだ。

言い換えれば、普段見慣れているいわゆる「平凡な風景」も、一枚の絵画として自分なりに「創り込む」ことが可能になるのだ。

   

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目の前の風景を、構図だけではなく、ISO感度・絞り・シャッター速度をマニュアルで変化させるながら、「創り込む」楽しさこそ、写真という「趣味の神髄に触れる」楽しさそのものなのではないだろうか。

今まで使っていた光学ファインダーでは、撮影してきた経験という場数で、できあがりがよくなるような設定で、構図とシャッターチャンスだけを考えて入ればよかったわけだ。 

 

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だがこのカメラでは、構図とシャッターチャンス、ISO感度・絞り・シャッター速度という要素を組み合わせながら撮らなければならない。

当然のことながら、これだけの要素を組み合わせるわけだから、簡単にはゆかないのは、当たり前だのクラッカー。(笑)

だからこそ、趣味としての面白さが際立つのではないだろうか?

  

SONY α7R II + EF24-70mm F2.8L II USM

 

  

 

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このページは、hatchが2015年10月15日 22:43に書いた記事です。

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