父を連れて見に行った「シンゴジラ」があまりにも面白くなかったので、そのリベンジというわけです。
ただ神戸では夜の部しかないのだが、何故だろうか?
夕食時には行く気満々だったのだが、食後やはり眠いと言ってドタキャン。
95歳だし、糖質制限食じゃないからなあ。
オンラインでチケットは、もう買ってあるのに・・
ということだったので「かんきちくん」に急遽電話。
父のチケットが無駄にならずに済んでよかった。
神戸では何故かこの映画の上映は、土曜日だと夜9時10分からの一回限り。
前回はモザイクの映画館だったので、今回は 109シネマズHAT神戸。
観客は約40名ほどだったが、これって多いのか少ないのか?
エアコンは効きすぎず、鑑賞の際の注意もしつこくなくてナイス。
さて肝心の映画だが、結論から書くと、シンゴジラの100倍以上面白かった。
映画は4つくらいのストーリーが交錯しながら、親子、恋人、仲間の愛情を含め、しっかりと描かれているうえ、スペクタクル感の溢れる、スリリングな展開は、時間の経つのを忘れさせてくれる。
また、随所にユーモアが、鏤められているのも、邦画の世界との大きな違いだろう。
1作目の主役だったウィル・スミスはギャラが高くて使えなかったというが、彼が居なくても全く問題なし。
そういう作りになっているからね。
こういうタイプの映画は、高いギャラ分をCGの費用に充てた方が、いいに決まっている。
1作目は10回以上見ているが、この2作目は最新のVFXを駆使し、さらに見応えのある出来だった。
凝縮された、密度の高い映像によって、現実を忘れ作品の織りなす世界に酔いしれることができるのがいい。
ストーリー、キャスティング、テンポ、音楽のバランスが高い次元でバランスしている作品だといっていいだろう。
この映画なら中学生くらいから上あたりから上の年齢層であれば、幅広い層に受けるはず。
観客を飽きさせることなく、2時間たっぷりと映画の魅力を堪能できる作りとなっている。
まあ、科学的、理論的に言えば突っ込みどころ満載だが、それを言えば、どの映画だって大同小異。
それよりも、どれだけ楽しませてくれるのかだ。
映画は入場料?鑑賞料?に見合った満足度がどれだけ味わえるかが大事なのだ。
高品質な音響設備のある映画館では、映像とリンクした素晴らしい音楽が、さらに興奮を掻き立ててくれる。
ちなみに制作費は1億6千500万ドル(165億円:ドル円100円換算)。
現時点での興行収入は2億7千万ドル(270億円)。
面白くなければ、これだけの売り上げを達成することなどできないのは当然のこと。
出演している俳優の魅力も余すことなく引き出されている。
女優ではまず、マイカ・モンロー(Maika Monroe)。
前作で世界の陣頭指揮を執り前線で戦ったアメリカ大統領・トーマス・J・ホイットモアの娘で、ヒーローとなるジェイクの婚約者で、父の遺志を受け継いだ女性大統領の下で働いているという設定。
そして今のご時世?だろうか、中国の女優が大抜擢されている。
angelababy
アンジェラベイビー
可愛いのでもう一枚おまけ(笑)
インデペンデンス・デイ: リサージェンス Independence Day: Resurgence
アメリカでの公開は2016年6月24日、日本では2016年7月9日に公開されている。
ラスト部分で続編を示唆するシーンがあったので、さらに楽しみであります。
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当サイトのような高い見識を持つイケメン批評家のような脚本家やアドバイザーが出てこない限り、このままでは3作目も失敗作に一直線であろう。再考を進言したい。
一体「何様?」というコメントこそ60点ではないだろうか。(笑)
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