ルール違反の結果は?

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トレードの世界では、ルール違反が結果にモロ反映されます。

実生活の様々なルール違反での被害は、慣れているため、ついつい繰り返すわけです。

rulesvioration.jpg

そしてそれが生活習慣となる。

トレーダーなら、これは避けなければならない大きなポイントでもあるのです。

 

いつもの、負けパターン

33分に大きく沈んだ、TSLAを見続けて、GILDも負けが小さいからと
放置、あがるのではと、・・・で、あせってエントリーで負け続け。

気がついたら、大きな損失というパターン

少し違うのは、負けたときのショックが小さいことと
これを何とか改善せねばと思えることか。

このパターンに落ちないようにと、1分足を見て、エントリなど
試みたけど、このパターンは逃げられないのかも知れないと
思う。そう考えると、このパターンに向けた、今とは違う手を
打たないとだめということ。なんとかせねば

ほかの銘柄については、今度ゆっくり反省でもします

 第二エントリーも取れるパターンが見えつつある
 第一エントリの失敗を取り返せるのであれば、イーブンに持っていけるはず

 ということで、がんばります

  

誰もが大なり小なり、このような壁にぶつかる事があります。

そこで、こういうときの対処法です。

  

どこが問題かを見つける。

対策を考える。

実際のマーケットでテストしてみる。

  

これを繰り返しながら、改善してゆくわけです。

  

どちらにしても、最終的にはコンスタントに結果が出るまで、自分で何とか解決しなければなりません。

下はこの方のブログの記録です。

 

exelist.jpg

このリストから何が分かるでしょうか?

  

最初のユニットは、3銘柄同時エントリー、あるいは銘柄がないときは2銘柄になるわけです。

ですが3銘柄が揃わないときは、オープニングの動きが良くないわけですから、深追いはしないことです。

 

トレードをしない、という判断も大事です。

地合いのいいときにガツンと獲るという大きな作戦マップも必要なのです。

ですから、よろしくない地合いの時は、「今日はトレードを見送る」という判断ができるかどうかです。

 

第一エントリの失敗を取り返せるのであれば、イーブンに持っていけるはず

 

最初に2銘柄しかないケースや、最初のユニットで勝てずにブレイクイーブンとなるケースがあります。

そういうケースでは、2ユニット目でクロスパターンを狙うわけです。

 

ですがそのタイミングでも3銘柄が揃わないときには、無理にトレードをしないことです。

もちろんこれはコンスタントに毎月5千ドルが獲れないケースでのハナシです。

 

獲れるようになれば、一銘柄だけを追いかけても勝てるようになります。

ですが、それはまた別の話。

  

最も大きな問題は、オーバートレードという点です。 

こうした状態になる方は意外に多いものです。

いってみれば、誰でも一度は通る道といっていいでしょう。

  

最初のユニットで勝てないときは、そのあとのトレードで挽回することはまず不可能です。

これは、過去のトレード記録を、そういう角度で精査してみてください。

 

私はクラッシュテストで、大きなマイナスから取り戻すという試みで勝ち越しました。

それは10年以上の経験があるからです。

  

マイナスの結果を目の前にして、トレードを続けて挽回できるかどうかの基準があります。

それは平均して毎月5千ドルが獲れるかどうかなのです。

 

トレードを途中でやめるという判断と実行力があるかどうか。

ここは意外な落とし穴なのです。

 

そうした強い意志と決断力を実際のマーケットの中で発揮できるようにする。

実はこれも、シミュレーショントレードをやる、非常に大きな意味の一つでもあるのです。

 

 

このパターンに落ちないようにと、1分足を見て、エントリなど
試みたけど、このパターンは逃げられないのかも知れないと
思う。

tsla3.gif

TSLA -454ドル

 

tsla1.gif

1分足

200株なので、ここで逃げれば125ドルくらいのマイナスで済んだはず。

 

 

GILD3.gif

GILD -168ドル 

  

GILD1.gif

1分足

ここで逃げれば40ドルくらいのマイナス。

   

1ユニット目でマイナス622ドルもやられると、まず挽回は無理。

オーバートレードでさらに損失が増え、さらに実トレードでは手数料がマイナスを大きくします。

これだけのオーバートレードだと、ロスは軽く千ドルは越えるはず。

    

アタマでの選択が2銘柄しかなく、トータルでマイナスになっているのなら、3分を待たずにさっさと逃げるべき。

33分に大きく沈んだ、TSLAを見続けて、GILDも負けが小さいからと放置、

とありますが、ロスの大きさに関係なく、チェックリスト通りに手仕舞いするべきなのです。

 

11時21分や36分の3銘柄ユニットでは、ユニットごとの損益は見事にプラスになっています。

ですがそれ以外の2銘柄同時エントリーや、単独エントリーというギャンブルはどうなったでしょうか?

全く勝ち目がないことはこの記録からも、一目瞭然。

   

負けが少ないから、上がるかも知れない・・

という、オッズ的に勝てないギャンブルにのめり込むのはルールに違反するからです。

    

セミナーで説明したルールは15年にわたる経験から生み出されたもの。

これが守れなければ、勝ち目はないのです。

  

これだけルール違反をしていれば、勝てないのは当然のことではないでしょうか。

   

壁にぶつかったら、初心に戻る。

  

気分転換になったでしょうか?

頑張ってくださいね。  

    

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この記事について

このページは、hatchが2015年6月13日 21:26に書いた記事です。

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