肝臓は弱ってくると硬くなりがちです。
ですが硬くなった肝臓でも、マッサージで柔らかくすることができます。
少しずつでも柔らかくなってゆけば、肝臓は自らのチカラで、さらに柔らかくなろうとするのです。
マッサージの方法は、「手を刀のようにして、右腹の肝臓部分を何回も押す」
これだけ。
肝臓の位置は、右の肋骨の下にあるのですが、ミゾオチをまたいだ左の肋骨の下にも一部食い込んで配置されています。
こういうことが面倒な人には、もっと簡単な方法もあります。
それはマッサージボール(ウッドボール)を使うことです。
オーダー・ウッドボールなんてこともできます。
2006年4月13日にはグース・バンプを紹介していますけどね。
カラダを少し横向けの状態「うつ伏せ」気味にして、10センチ位のサイズのボールの上に少し体重を掛けます。
肝臓の部分が軽く圧迫されるくらいの強さで、軽く圧を掛けるのがポイント。
ほぐれてくると、「ぐぐっ」という音がしたり、ガスが出たりします。
そのまま、眠ってしまうこともありますけどね。(笑)
プロに頼むと、右肋骨の際から、親指以外の四本の指を肋骨の下にある肝臓に向けて徐々に差し込み、弛めてくれます。
やり方さえ分かれば、自分でもできるのですが、肝臓がかなり硬くなってしまっている人は、最初痛くて指が肋骨の下に入らないはず。
そういうときは、指先を皮膚の表面に当てて、じっとしている・・くらいの感じから始めます。
ウッドボールを使うときも、同じ要領です。
時間を掛け、ゆっくりでも、ほぐれていってくれれば、めっけもの・・
くらいに考え、とにかく根気よく、できるだけ毎日少しずつ、続ける事が大事です。
ちょっと押しただけで、肝臓に圧迫感を感じる場合でも、続けていると、最後には指先がほとんどすべて入ってしまうくらいに、弛んでゆきます。
肋骨と肝臓の間に手が入ってゆく感じです。
逆に言えば、普段からそれくらい弛いのなら、肝臓はかなりよい状態だと考えていいでしょう。
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