温める調理家電はあるが、冷やす調理家電というのは意外と少ない。
事前冷却なし!材料を入れるだけで作れるアイスクリームメーカー『アイスデリ』のお手並み拝見
アイスデリはアイスクリーム、デザート、ソースなど幅広く使える調理家電。
最大の特徴は、小型冷却装置内蔵のため冷凍庫のスペースが不要になるという点だ。
しかも、専用ポットを冷凍庫で約8時間冷やすなどの事前準備が不用という便利さ。
冷蔵庫メーカーのハイアールが、冷却技術や冷却装置のノウハウを駆使し開発した製品。
同社のワインクーラーにも使用されているペルチェ素子を使った冷却装置を採用。
ペルチェ素子とは2枚の金属の間に電流を流すと、片側からもう片側に熱が移動するという効果のある半導体。
冷媒ガスを使う必要が無いため、軽量、無振動、無騒音。
とはいえ稼働中は、それと分かるモーター音がする。
前冷却式だと事前冷却の時間を含め約8時間から9時間が必要。
だがアイスデリは、事前冷却の必要がない。
そのため、運転時間の約40~120分のみでアイスクリームができるという。
この高機能モデルは温度調整の機能も搭載し、6段階の調整が可能。
かため、やわらかめ、シャーベット、フローズンの凍らせる4モード。
さらに約0℃のジュレモード、約5℃の冷スープの冷やす2モードがある。
アイスクリームマシンというより「フリージングクッカー」?。
蓋の部分にモーターがあって、攪拌する仕組み
蓋にはモーターへ電源供給する端子がついている。
電源コード
「▲」で固めのできあがりを選択、稼働中のショット
材料は、付属レシピによると・・
卵黄3個、グラニュー糖大さじ4、牛乳100ml、生クリーム200ml、バニラエッセンス1滴
だが糖質を避けるため、グラニュー糖は使わずラカントを使用。
牛乳も使わず、かわりに豆乳を代替え材料にしてみた。
早速作って試食すると・・うまい!
砂糖のエグい甘さがないため、実に上品な甘さだ。
おまけに豆乳のマイルドさが加わることで、飽きない美味しさになっている。
面倒だったのは、材料を鍋に入れて沸騰しない程度に加熱し軽く「とろみ」が出るまで加熱するというくだり。
アイスデリが動作中は、どのみち、機会の中で攪拌してくれるわけだからね。
↓
なので2回目は、いきなり材料を全部ボウルへぶっ込んでみた。
ボウルの中では軽くかき回すだけという、大ショートカット。
1時間ほどでこういう状態になる。
1時間半ほどで完成。
完成したアイスはタッパに入れて冷凍庫で保管。
堅くはなるが、それでもおいしさに変わりなし。
自宅で砂糖抜き、糖質ゼロのアイスクリームを、簡単に作ることができる!
これからの季節が楽しみになるアイテムだ。
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