マイクロバブル生みの父でもある大成さんが書かれる日記の量は半端ではありません。
私も結構な量を書きますが、大成さんの日記には、信念をが生み出す情熱が満ち溢れています。
そのため、時々彼の日記を読み、モチベーションを上げているわけです。(笑)
東北大震災による被害から漁業を救う東日本大震災支援プログラムの一環として、大成さんのマイクロバブルが選択されたことは以前ここで少し触れました。
戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)「東日本大震災対応・緊急研究開発成果実装支援プログラム」実装支援対象の決定について復興とマイクロバブル
ではその後どうなったのか?
大成さんWATCHERとして、久しぶりに彼の日記をもとにまとめてみました。
海中へマイクロバブル発生装置を設置する試みは予想以上の成果を挙げられたようです。
私は見逃したのですが、NHKでも特集が組まれ放映されたようです。
9月に入ると海水の温度は上昇し、昨年の例では月の平均気温が8月には2℃、9月に1℃ほど上昇。
その影響で全国の湖沼や貯水池、さらには海域で貧酸素あるいは無酸素水域が大規模に発生し、海産物に大きな影響を与えたそうなのです。
その典型が陸奥湾の南半分で、ホタテが強いはずの稚貝も含め、ほぼ全滅に近い被害を受け、その被害金は65億円!。
そこで2011年8月3日に、合計で104機のマイクロバブル発生装置を設置、大量のマイクロバブルを発生さ、114日目でマイクロバブルの総発生量は、約32800立方メートル。
100分の2~3mm程度のマイクロバブルが、このように大量に海水中に供給され続けてきた実験は、もちろん、国内外で初めてのこと。
大船渡湾におけるマイクロバブル育ちのカキは殻長12cm!
東日本大震災支援・復興の旅路(51)・「わらしべ王子」に寄せてから転載 (2011年11月15日、YO氏撮影)
「鋭く,大きな直感」(3)で書かれていますが、海水ではマイクロバブルが非常に大量に発生しやすいようなのです。
さらに汚れた海水ほどマイクロバブルが発生しやすいというのも驚きです。
つまり汚れた自然の海水の浄化に非常に適しているのは、マイクロバブルの発生量が、海水の有機物の含有量に比例することが大きな要因となっているようです。
このようにして海水中でのマイクロバブルは、きわめてすぐれた生理活性を誘起させ、貝は大きく口を開け、魚はヒレを真っすぐ立たせるようになり、よりゆっくりと泳ぐようになるというのです。
さらにマイクロバブルは酸素を溶かすだけでなく、窒素も溶かすため、酸素のみが過飽和状態で溶けるという現象は発生しないというのです。
これは、自然のバランスが、それらの溶解後も維持されることを示唆しているらしいのです。
こうした効果が総合的に発揮され、汚染された海が浄化されるという仕組みを大成さんはすでにご存じだったのでしょうか。
小エビやヒトデ、ウニ、そして海草が繁茂し、魚の大群が泳ぎ回る100年前、200年前の海を取り戻す必要があるとの信念のもとで、大成さんはこのプロジェクトに取り組まれてきたことが、彼の日記からは、ひしひしと伝わってきます。
日記の中で、大成さんは、「海は汚れてしまって、かつての海は取り戻せない、このような固定観念が、漁師のみなさんや関係者、それから学者など多くの方々に蔓延っていました。これらを払しょくし、その蘇生が夢物語ではないことをマイクロバブルの実験が教えているのではないかと思います。」と結ばれています。
当然、人間にも効くわけです。
大成さんは、日記の中で・・
さらにこれと同じことがヒトの老化においてもいえます。
若さは取り戻せない、このまま病気を抱えて衰えていくしかない、このように思われがちですが、「おっとどっこい。そうではない」のです。
これは、私だけでなく、こよなくマイクロバブルを愛しているK1さんの最近の様子を見ていても明らかなことで、かれは明らかにかつての豪快な人生を取り戻し始めています。
と書かれています。
私は酸素カプセルとマイクロバブル風呂やシャワーとの併用で、こうした効果を身をもって体感しているだけに、この一文を読んで、非常に納得した次第。
今回のプロジェクトで成果を挙げられたのを機に、マイクロバブル生みの父でもある大成さんは、高専を退職され、九州の新天地へ引っ越されました。
素晴らしい行動力です。
オレも頑張らないとなあ、という気分になります。(笑)
ただこの素晴らしいマイクロバブルも、世の中にはニセモノが多く、注意が必要です。
ペットショップなどでの宣伝で、白く濁った写真が掲載されているのを、よく目にします。
本物のマイクロバブルを知らないと、見た目にはいかにも本物らしく見えるために、偽のマイクロバブルに引っかかるのですね。
大成さんの本物のマイクロバブルは、透明で泡が出ているようには見えないのですが、これこそが本物の証なのです。
ご注意あれ。
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