酸素カプセル内では、爆睡する時もあるのですが、カプセルに入っているときには、まずほとんどといっていいほど音楽を聴いています。
午前中に必ず自閉症の息子と一時間入るのですが、息子もヘッドホンで私が選択した音楽を聴きながら、一時間を過ごします。
上の写真の頭部にあるのが、緊急用の高速減圧レバー。
最近は仕事が冬時間なので、寝るのが2時頃になるため、7時頃に起きると、ちょっと眠いときがあって、途中でウツラウツラするときがあります。
カプセル内は1.45気圧という高圧のため、ヘンリーの法則で、酸素は身体中に高い浸透率で取り込まれるわけです。
そのときに頭の中を「無」の状態に持ち込むと何が起きるのか?
人間の行動をコントロールしている脳は、いわゆる瞑想状態になり、カプセル内で行われる呼吸により、脳のあらゆる組織へ十分な酸素が供給され続けることになります。
カプセルから出ると、ストレスなどによるアタマの疲れは回復し、脳が集中力、発想力を最大元に発揮できる状態でスタンバイしていることが実感できるのです。
こうして、カプセルで毎日脳の中がリフレッシュされる効果の蓄積により、アタマが創り出す発想は今までとは違った次元へと変わってゆきます。
こうしたプロセスから生み出される意識は「静かなる高揚状態」へ導かれるため、毎日の行動は、常に冷静で落ち着いた精神状態のもとで、行われることになるのです。
また、音楽を聴いていると意識は音世界へと誘われ、普段行っている「物事を考える」という状態とは全く違った状態になります。
すると時々、途中から意識がなくなり、気がつくとカプセル内はタイマーで気圧はゼロ、時計を見ると2時間が経過したいた、ということが起こるのです。
こういうときは、カプセルから出たあと、オフィスの風呂でマイクロバブルの風呂で目を覚ますことにしています。
そのあとの頭の冴え方は、尋常ではないレベルになるのですから堪りません。
カプセル内では時々、身体が深い呼吸を要求するかのように、自然に深い呼吸をしたくなることが、時々起こります。
不思議な感覚のため、ハッキリとこうした現象を自覚することがあるのですが、残念なことに何故なのかは、いまのところわからないのです。
と、とりとめとオチのない日記となりましたが、備忘録なので、よしとしましょう。(笑)