店の構えは「焼鳥」とは感じられない構えだ。
よく手入れされ、清潔感漂う店内。
とにかくおカミさんがしっかりしている。
こして見ると、串焼きで勝負していることがよくわかるメニューだ。
突き出しの漬け物はおいしい。
しいいたけの焼き物。
奥のミンチが秀逸。
「つなぎ」なしの鶏肉だけなので、すこぶる味が濃くおいしい。
手前は「ねぎ身」。
大根のサラダ。
「きも」を食べると、新鮮さがよくわかる。
じつにウマイ。
ネギ焼き。
奥はミンチをリクエスト。
玉ねぎ焼き
炭火焼きではないが、火加減というか焼き加減の案配のよさが、味に反映されている。
また職人さんの刺身の捌き方を見ると、仕事が丁寧だ。
京都から朝捌いた鶏をすぐに調理しているという。
とにかく肉が新鮮。
首皮
串は小ぶりだが、旨さが凝縮しているかのような味わいだ。
タレも甘過ぎることがない、絶妙な匙加減で調整されている。
串と身をあぶる台を、時々金ブラシで擦り、焦げが焼き鳥に付かないようにする工夫など、各所に職人技を垣間見ることができる。
手羽先
若い客層を狙った、いわゆる居酒屋風焼鳥屋とは、一線を画するレベルの店だ。
神戸ではたぶん、ランチタイムにこれだけの味の焼鳥を供することができる店は、他にはないはず。
正面の白い建物が目的地
福原・柳筋の入り口に位置している。
兵庫県神戸市兵庫区西多聞通2-2-6
078-575-3588
ランチ営業、日曜営業
定休日 : 火曜日、第三月曜日
2014年10月24日