東京マーケット4日(水)の日経平均指数は薄いギャップダウンでで開始。
日経平均の日足は非常に長い陰線で終了、日経平均株価は9800円台へ下落。
日経平均指数の5分足を見ると、前場開始から1時間ほどでマイナスの23.6%のガイドラインをブレイクダウン。
このガイドラインをブレイクダウンすると、大きく下げるという、ルール通りの展開となった。
東証株価指数・トピックスは、依然830ポイント台へ下落。トピックスの日足も長い陰線。
東証株価指数も、日経平均と同じようなタイミングで下の23.6%のガイドラインをブレイクダウン。
米国の雇用関連統計の発表を控え、買いの材料が見当たらず、円高への動きや、アジア株の下落などの要因からマーケットは大幅に下落。
ドル円は午後3時半現在82円後半。
スイングスキャン・プロ銘柄 Watch
スイングトレード用スイングスキャン・プロ(日足のトレンドベース)を使用
◆9時5分の表示銘柄
コード 銘柄名 株価 2502 アサヒビール 1,844 買 7269 スズキ 2,037 買 6367 ダイキン工業 2,348 買 2914 日本たばこ産業 485,500 買
◆◆9時5分の紹介銘柄の結果
コード 銘柄名 高値・安値 2502 アサヒビール 1,860 (高値) 7269 スズキ 2,072 (高値) 6367 ダイキン工業 2,364 (高値) 2914 日本たばこ産業 490,500 (高値)
アサヒビール(2502) +6円
スズキ(7269) +14円
ダイキン工業(6367) +54円
JT(2914) +6ティック
上下の緑と赤のラインは、フィボナッチ級数の23.6%のガイドラインだ。
指数の5分足でもこのガイドラインを表示している。
このガイドラインは、その銘柄の20日間の一日に動く値幅の平均値を100%としてフィボナッチ級数の23.6の位置を表示したものだ。
これは筆者のオリジナル手法で、このガイドラインを抜くと、急速にその方向へ動く可能性が高い、という性質をもとにした方法だ。
では本当にそうなるのか?どれくらいの確率でそうなるのか?
今月から、その日の紹介銘柄の動きを追いながら、このメソッドの有効性を東京マーケットで検証してゆく予定。
今まで解説してきた5分間のレンジを抜いたら、その方向へエントリーという5分ギャッププレイをより確実なものとするための方法でもあるわけだ。
乞うご期待。