26日(金)の日経平均指数は薄いギャップアップで開始。マーケットはオープニングから値幅の少ない展開で、前場終了前30分あたりから上昇、後場に入ってからも1時間半は上げたが、その後軟調となって終了。日経平均株価の日足は上に長いヒゲをつけた短い陽線で終わったが、株価は依然20日移動平均線の下に位置している。
朝方発表の1月鉱工業生産指数速報が予想を上回ったが、積極的に上値を追う勢いに乏しく、米欧経済の先行き不透明感で目先の利益を確定する売りや、週末を前にした手仕舞いの売りもあって渋い展開のマーケットとなった。売買高は15億7611万株と低調。