先週の米国マーケットは強力だったアップトレンドが一段落して、利益確定の売りの段階だったため、スイングキャン・プロ(はっち3号)では銘柄が不作気味。
なわけで、米国マーケットはイマイチな展開でしたが、ちょうどブレイクキャン・プロのバージョンアップ版のプロトタイプができあがったので、早速検証を兼ねてネットエイドで使ってみました。
予想以上に使いやすく仕上がっていました。
開発はもちろんTAMURATさんですが、流石です。^^
来週は表示の案配の検証へ移行しますが、今回予定しているバージョンアップでのポイントは、まず日足の情報が表示されるという点です。
このブレイクスキャンは基本的に3分足チャートを基本としたブレイクアウト情報を知るためのものです。
そのため、30分ギャッププレイでブレイクアウトするかどうかの判定は、今まで日足チャートを必ず見る必要がありましたが、新しいバージョンでは表示されるマークで、チャートを見なくても大体のイメージがわかるようになっています。
面倒だとついうっかりと、日足の確認を忘れてしまいヒゲ掴みとなって、カットロスということになりがちです。
ですが日足のトレンドが強いものさえしっかり選べれば、こうしたリスクは大幅に軽減されることになります。
特に米国株のスカルピングでは、こうしたブレイクアウトの情報は実際のマーケットではできるだけ早く知りたいわけですが、今までは確実にブレイクアウトしてからの表示のみだったわけです。
新しいバージョンでは、下からレジスタンスといういわゆる上値抵抗線に近づいてくると、薄緑に色が変わり注意を促してくれるため、「オイシイ銘柄」になるであろう銘柄をしっかりと補足することができます。この色とかは暫定ですけどね。
2007-09-28 22:32:29 はっちshadow
あと、GRMNが抜けようとしています
これは1分足のローソク足2本目での表示。
上の黄色いマークが日足チャートのハイローバンドの並びがいいことを示しています。
下が日足チャート。
2007-09-28 22:32:44 はっちshadow
GRMNこういう状態
一分後には下のようにブレイクの表示が出ています。
下のチャートで見ると、ローソク足3本目は上ヒゲがついてナローレンジで終わっていますが、日足チャートのハイローバンドの並びがいいからでしょうか、その後ブレイクアウトしています。
2007-09-28 22:33:41 はっちshadow
GRMNぬけてきました
このように実際にガイドをしてみると、的確にガイドできますからとても助かります。
結果は素晴らしいゲインでした。
特にスイングキャン・プロ(はっち3号)でいい銘柄がない28日のようなマーケットでは、強力な助っ人として働いてくれます。
これだけの性能を持っているので、あとはインターフェイスをもっと使いやすいものにしたいですね。
いわゆるスイングキャンがレベル表示で格段に使いやすくなったのと同じように、ブレイクキャン・プロを使いやすくできるかどうかが今後の課題です。
CQG Inc.社のチャートを使用しています。
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