いつもお世話になっております。何度か日本株ネットエイドを利用させていただいている**と申します。ここ最近行き詰っているので突然ですがメールさせていただきました。
というのも先週からずっと一日のトータルで利益を出すこともできず、とうとう今月の損益がマイナスになってしまい困っております。
勝っている時には気にならないネットエイドのコストもなんだか負担に…。
先週から重点的に紹介された5円抜きですが、どうも私にはスピードが速すぎてついていけませんでした。
そこでスイングスキャンで銘柄が出てこない日は潔くノートレードにしてはっち3ギャップで利益が出せるようになってから5円抜きも練習していく方針に決めました。
そこで本日はスイングスキャンで表示された
・4183 三井化学
・8253 クレディセゾン
・6770 アルプス電気
以上の3銘柄で勝負することにしたのですが、今日も負けました。
6770アルプス電気と4183三井化学はレベル5だったので決定。
あと1銘柄はレベル4からロングの8253セゾンか、ショートの4005住友化学のどちらにするか迷ったのですが住友化学はリバーサルでいつ天井なのか分からないのでひとまずロング候補で値を上げている8253セゾンを選択。
ただし指数がかなりギャップアップして始まったのでリバーサルで下げないかどうか最初の1、2分でいきなり入らず様子を見てからエントリ。
ところが添付したチャートの様に終わってから見ると酷い有様に…。
特に4183三井化学などはもっと早く入るか、もっと遅く入れば同じ負けるにしてもロスが少なく済んだはず…。
これでは5円抜きで入った人たちが利益確定するのを手助けしただけ…。
それでもまあ、レベル4と5の銘柄なら何とかなるだろうとホールドを決めたのですが結局挽回することはできませんでした。
スイングスキャンも100%勝てるわけでは当然ないのでこういうことが今日だけなら「たまたまこういう日もあるさ」と考えるのですが一事が万事この調子で高値掴みのロングや逆のショートを繰り返しています。
またエントリを早くするとやっぱりそこが高値とか…。
色々頑張っているつもりですが良かれと思って行った行動がことごとく裏目に出てしまいひとりで空回りしている感じでうまくいかず参っています。
ハイローバンドを徹底解説では5円抜き、途中脱出、一日ホールドのどんな方法でも利益が出ているので私に落ち度があるのでしょうが原因が今ひとつ分かりません。
というよりむしろ悪いところが多すぎてなにが一番悪いのか特定できないのかもしれません。
ひとまず1日ホールドからやっていけたらと思っているのですがこのままで良いものでしょうか。
お忙しいと思いますのでお時間あるときにでもアドバイスいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
結論からいえばこの日にマイナスになったのは、スイングスキャンの銘柄から選択されたので、「たまたまそういう風になった」ということに尽きると思います。
私が選択したのは、下のような組み合わせでしたが、ネットエイドでは途中脱出をガイドしています。
最後までホールドした場合イオンがかなり下げたので、トータルでプラスになっていましたが、これも「たまたまそういう風になった」ということになると思います。
日本株は特別気配の銘柄があるために、こういう事が起こりやすいのです。
「一事が万事この調子で高値掴みのロングや逆のショートを繰り返しています。」という部分は、他の日にどういうトレードをされているのかについての具体的なことがわからないので、アドバイスのしようがないのですが、5円抜きというのは、動くときはかなり早く動くため、その方向へ動いたら素早く入るという訓練をする必要があります。
そのためには、まずチャートを見て瞬時に判断できるように、数をできるだけ沢山見ることです。
日本株なら、スイングスキャンに入っている銘柄をすべて、私がネットエイドでやっているように、事前にチェックするということを毎日続けることです。
少なくとも3ヶ月は続けてください。
米国株でもそうした訓練をするのですが、日本株の場合の多くの方のリアクションを見ていると、反応が遅いために5円が取れないというケースが多いようです。
その理由の一つはチャートのチェックの遅さにも、原因があるのではないかと思います。
これは1分足チャートでも日足チャートでも同じです。
チャートを見た瞬間から、一秒以内に判定できるように訓練をすることです。
昨日の三井化学(4183)などは出来高のボリュームが、最近の中ではかなり少ないためスプレッド(買い板と売り板の値段の乖離)が大きくなりやすく、トレードが難しい銘柄となるのですが、そうすると、少しでも遅れると高値掴みになりやすいのです。
受講者用掲示板では高値1034円をつかんでしまった人もいるようですが、解決策としては、やはり、できるだけ早くエントリーする訓練をすることです。
ティックの数が一桁多い米株の場合でも、スプレッド(買い板と売り板の値段が乖離)が大きな銘柄は分足チャートでのトレードを勧めていないのは、こういうことになるのを避けるためなのですが、これは日本株でも同様です。
これを避けるためには板に常時10枚~20枚くらい詰まっている銘柄に絞ればいいのですが、そうなるとスイングスキャンプロで監視している、ティック数の多い順で上位40~50銘柄くらいに制限されてしまいます。
こうしたスキャンソフトを多くの人が使うようになると、相場を操縦してしまうのではと危惧される方もいらっしゃるようですが、現実的には髭が出来る程度ではないでしょうか。
スイングスキャンプロで監視している銘柄は、すべてが指数銘柄なので、必ずマーケットメーカーの自己売買が入ってくるわけですし、複数のトレーダーが秒単位での同じタイミングで執行する可能性は非常に低いので、さほど心配することはないと思います。
どうしてもそういうリスクを避けたいのであれば、ボリュームが圧倒的に多く、ティック数でも一桁から2桁違う米国マーケットでトレードをする方法があります。
「短いタイムフレームでトレードをする場合、日本株はあまり勧められない」と、私がいつもセミナーで話しているのは、こうした理由からなのですが・・
多くの方は、ネットエイドさえ見ていれば簡単にすぐ勝てると考えられているかもしれませんが、問題はガイドの指示するとおりにできるかどうかです。
つまり、皆さんが判定されたチャートで「これはいける」と思ったときに、ガイドの判定をチェックしておく、というような、いわゆる「保険をかける」という使い方ができるようになれば確実に勝てます。
ですが、ガイド見てからあわててアクション起こすということになっているのであれば、見ているところが、私と違うということになります。
スイングスキャンの場合は複数銘柄が出た場合に、銘柄選択をしなければならず、その作業をしているうちににエントリーが遅れるということが起こりやすいのです。
チャートソフトが素早く認識できるようなレイアウトになっているか、あるいはスイングスキャンプロやブレイクスキャンプロを契約して、目の前で見ているかどうかなども、大きな要素となります。
そのためにスイングスキャン・プロなどのシステムを提供しているのですが、値段の違い相応の性能の違いがあるため、確実に勝ちたいというのであれば、そうしたスキャンツールを使う必要があります。
スイングスキャンの場合は、銘柄の数がどうしても4つ5つ表示されるケースが多くなるのですが、そうした場合、絞り込むために、チャートをチェックしたりしながら、どれにするか判定する間に動いてしまうということになりやすいわけです。
スイングスキャン・プロやブレイクスキャン・プロであれば、指定した数の銘柄を自動的に、表示しますから、迷うことなくチャートでチェックし、素早くアクションを起こすことができます。
ネットエイドでも再三繰り返していますが、経験が少ない方ほど、こうしたツールを使い、できるだけ早く銘柄を特定して、チャートでチェックをする必要があるのです。
ハッチ3号の場合は3銘柄と指定すれば、3銘柄が表示されますから、迷っているうちに動いてしまうという状態になりにくいわけです。
このあたりは、使ってみると分かりますが、値段相応の性能の違いは歴然としてあるのです。
プロとして確実に毎日コンスタントに勝ちたいというのなら、ツールのコストはケチらず、最低限揃えておかなければならない環境には、きちんとコストをかけておくことです。
私自身こうしたツールを駆使しながら、ガイドをしているわけです。
私より経験の少ない方が、そうしたツールも使わず、同じような成績を出せる可能性がどれだけあるでしょうか?
小遣い稼ぎとして勝ったり負けたりしながら、月いくらかになればいいというのであれば、ある程度運に任せる部分があっても、トータルでは+になるとは思います。
ですが、トレードで一日5万円をコンスタントに稼ぎ、つまり一ヶ月で100万円以上を狙うとなると、いわゆる「個人が行う事業」ということになります。
そのためには、収益の計画を立て、最低限の設備投資はしたうえで、本気で取り組む必要があるのではないでしょうか。
これらの点を検討したうえで、もう一度ご自分のトレードを、見直されてはいかがでしょうか。