常連で利用される方が、じわりと増えているネットエイドですが、7月から始めてようやく3週目が終了しました。
やってみると、毎日開催するのは結構大変なことです。
夕方から出かけ予定が長引いたため、ギリギリで滑り込みセーフ、という時も2回ほどありましたしね。(笑)
ということで、今日は今までの開催の経験をもとにして、どのようにして使うと、「おいしい」思いができるのか?について書いてみたいと思います。
まずネットエイドと言うのは、言葉通りにいえば「ネットを通じた Aid」つまり手助けという意味で、マーケットでの方向付けや、気をつけなければならない点について気づいた点を、チャットのウィンドウへ書き込んでガイドをするというサービスです。
ネットエイドというのは私が喋る内容を、タイピストがチャットウィンドウへ打ち込むわけですから、多少のタイムラグが存在します。
ですから、当然ガイドを受けていても、どうもうまくついて行けない、という方もいらっしゃるはずです。
そのためこのサービスで大事な点は、できるだけ同じツールを使うということです。
このことについてはネットエイドの無料のガイドでも「はっち3号を使ってください」と書き込んでいることですが、特に銘柄を表示するこうしたツールは非常に重要です。
なぜなら、「はっち3ギャッププレイ」ではスイングスキャンプロ(はっち3号)の表示を実際にご自分で見ながらガイドを受けられると、早め早めに手を打つことができるからです。
たとえば日本株のスイングスキャンでは、銘柄の数がたくさん表示される場合があります。
こういうときに、スイングスキャンプロ(はっち3号)を使っていれば、私が書き込んだガイドを見る前に、すでに3銘柄が表示されているわけですから、日足チャートで素早く、そのパターンを見ることができます。
これはこうした状況の実際のマーケットでは、とても大きなアドバンテージとなります。
このコストは1日3000円相当になるのですが、これを高いと見るか安いと見るかは、利益に対するコストへの考え方によって大きく変わるわけですが・・
ですがスイングスキャンを使っている場合は、自分で表示されている銘柄を日足チャートで次々に見るか、ガイドが有るまで待つかしなければならなくなるわけです。
ガイドする側は、様々なポイントをチェックしながら喋るのですが、タイプ係が聞き損ねたり、あるいはタイプをしながら誤字を修正している間に、話が先に行ってしまい、私がチェックするとタイプされていなかったりすることは、いわゆる楽屋裏では日常茶飯事に起こっています。
そのためタイプ係とは、実際にタイプされて文字にはなっていない、「膨大な量のやりとり」が行われているのです。
こうした理由で、タイプし忘れたエントリーポイントをもう一度言い直すと、どうしても本来のエントリーポイントからはタイミングが遅れてしまったりすることになります。
ベストは尽くしているが、タイミングによってはパーフェクトではないガイドになってしまっているというわけです。
ですが基本的には一日分の値幅を狙う方法なので、この程度の差は許容範囲内だということなので、ネットエイドを開催しているわけです。
また参加されている方には負けて欲しくない、何とか勝って欲しいという気持ちがあるため、自分の判断よりも、安全サイドに振ったタイミング、つまり自分が入るであろうポイントより、少し遅めにガイドをしてしまいがちです。
ですがこうした点は、セミナーを受けられている方であれば、チャートさえご覧になれば、どこがエントリー可能なポイントなのかは、お分かりになるはずです。
いくつかある可能なエントリーポイントの「どこをどのタイミングで選択すればいいのか」について、自分が判断したすぐ後に、ネットエイドで同じガイドがあれば、安心してホールドできるはずです。
これこそが本来の「あるべき」エントリーなのだと思います。
こうした理由で、チャートも見ずに、ただガイドの書き込みだけをあてにしたトレードスタイルでは、どうしてもベストなタイミングを見つけることは難しくなります。
ですから、あとからネットエイドの記録とチャートを見くらべれば、こうのような事情で起こった相違点は簡単に見つけられるはずです。
受講者用掲示板では、鬼の首を取ったかのように、この点が指摘されていることもあり、(笑)説明するには最適だと思いますので、例にあげて説明しておきます。
2007-07-27 09:04:29 はっちshadow
大和ハウス工業(1925) はまだ待ち
2007-07-27 09:04:36 はっちshadow
はじまりねまできています 大和ハウス工業(1925)
2007-07-27 09:04:42 はっちshadow
ぼちぼち入ってもいいですね 大和ハウス工業(1925)
この記述だと、4分半ばの時点では、19円の値段はなくなっているのに、チャート上で19円のエントリーポイントになっているのは「おかしい」ということになります。
チャートを見ていれば、大体どのあたりがエントリーポイントかは分かるはずです。
9時1分の時にこの銘柄のチャートを表示させて、注意を促しています。
個別銘柄みていきたいと思います
2007-07-27 09:01:05 chart notify
Chartを更新しました。
2007-07-27 09:01:09 はっちshadow
大和ハウス工業(1925)
この時点でネットエイドを利用されている方が、日足と1分チャートを見ていることを前提に、ネットエイドを進めているわけです。
マーケット開始後のローソク足の3本目がおわったあたりで、マーケットが下落状態になっていることは下の日経ミニ先物の1分足チャートを見ていれば分かることです。
ですから私なら、この時点でショートをするでしょう。
ですから、1619円という値段を根拠としているわけです。
安全サイドに振ったタイミング、つまり自分が入るであろうポイントより、少し遅めというバイアスをかけてガイドをしていますから、結果として文字として4分の時点で書き込まれたというわけです。
ネットエイドでは問題点ばかりを指摘されますが、よかった結果のガイドっていうのは誰も誉めてはくれないのです。
勝って当たり前、うまくいって当たり前と思われているのかも知れません。
こちらのAAPLなんて、少なくとも2分前には特定して、0.9ポイントをゲットしています。
2007-07-27 23:01:38 はっちshadow
148ぬけるといけるんじゃないですか
2007-07-27 23:01:48 はっち
148 long
評価をするのであれば、いいところも公平に評価して欲しいものです。
生身の人間がガイドをしているわけですし、マーケットがブレたために、結果としてパーフェクトなガイドではないこともあります。
ですがベストは尽くしています。
なのに、私が結果を誤魔化そうとしていると思う、その考え方はいったいどうすれば、出てくるのでしょうか。
タイプをしてくれているのは、セミナーを受けられた方はおわかりだと思いますが、実は私の娘が私の意図を理解してくれたうえで、私に文句を言われながらも手伝ってくれているわけです。
それなのに、それも受講された方から、常に揚げ足を取るような目線でもって指摘されている、ということを知ったときの彼女の気持ちを考えると、親としては複雑な気持ちです。
少し脱線しましたが、ネットエイドの実際の運用を含め、少しでも理解が深まればという趣旨で書きましたが、理解していただけたでしょうか。
CQG Inc.社のチャートを使用しています。
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