これはいつもセミナーで繰り返しているフレーズだ。つまり勝てるようになると、負けなくなるということを意味している。
自転車に乗れるようになれば、翌日にいきなり走れなくなるということがありえないのと、同じことで、トレードでも同じ事なのだ。
ハンドル名 Blue Mountain 氏は、このエグゼキューショナー養成プログラムというプロジェクトへ真っ先に参加された。
そして今や、素晴らしいエグゼキューショナーとしての技術を習得されている。
一日単位でいえば2月からは「無敗」。
4月の週計では、16,138ドル。 4月の累計では、67,250ドル。
20日間での一日平均の利益は 3,362ドル。
彼の記録から、最近のヘッドラインをざっと列記してみた。
Blue Mountainの最近のブログ記事
110506検証:+1,045㌦
過去1ヶ月で、最も少ないゲイン。
原因は、1分足の動きを見ると分かる。
早く入らないと獲れないオープニング。
236を一気に1分で抜けてしまうものが多かった。
しかし、よく見れば、チャンスはある。
1分チャートで入ったが、脱出は3分で逃げ遅れのケースもあった。
110505検証:+5,690㌦ 9トレード。
8トレード、42分で5000㌦。
逃したDTVのGBPで、追加得点。
110504検証:+2,617㌦ 6トレード。
オープニング、方向が定まらず、3分以内のエントリーなし。
110503検証:+2,285㌦ 8トレード。
再エントリーチャンスを逃していた。
110502検証:+1,645㌦ 12トレード。
ボトムスキャントップのGILDのホールド、中途半端な脱出。
このため、ゲインを伸ばせず。
若干残業したが、ショートサイドは更に時間が必要だった。
110429検証:+3,076㌦ 11トレード。
伸びているうちに出るか、反対色がでてから出るか。
前者が有利なのだが、セカンドウエイブも獲ろうとすると、裏目のことも。
週計は、16,138㌦。@3,227㌦。
4月計は、67,250㌦。20日で、平均3,362㌦。
トレード数は、4月累計で、246トレード。
1日平均12.3トレード。
10銘柄前後を12回程度トレードするパターンが定着。
5月の目標
①オープニングのエントリー銘柄選別眼を磨く。
②銘柄入替スキルを磨く。
③伸びているうちに出ることと長めのホールドの両立。
110428検証:+2,202㌦ 8トレード。
40分で終了。
XLNXなどを逃した。
110427検証:+4,930㌦ 12トレード。
10銘柄前後をトレードし、トレード数は、再エントリーをするので、12前後というパターンが定着してきた。
初動の大きなAPKTなどのフォローを逃したが、獲れるマーケットだった。
理想的なエントリーポイントであれば、ホールドできるのかという視点が、新たな次元のホールドスタンスを生む。
師匠のOVTIの分析から、漠然と感じていたことを、認識知のレベルに引き上げることができた。
110426検証:+3,405㌦ 12トレード。
60分で、利益積みあがらず、ホールドの含み益を伸ばしながら、残業モード。
VRTXの急激な動き、ロングは取れなかったが、ショートサイドを刈取る。
1月の負けは一度だけ!
110131検証:▲90㌦
ブレが大きく、まとめられなかった。
トレードを控えて、5トレード。
この劇的な変化は何が原因だったのか?
リアルティックがデモで使えなくなったため、チェックシートをつけざるを得なくなった。
チャートのパターンの識別能力や経験値は十分だったのだが、チェックシートをつけることだけが不十分だったのだ。
そして何よりも疑問団を追求し続けるという熱心さを持ち続けたことも大きな要因ではないだろうか。
ランチタイムには、iPhone でチャートを表示させ、何故この位置で脱出できるのか?などと、たびたび疑問点を聞くことがあるのだが、この熱心さは大いに見習うべき点ではないだろうか。
こうした自分の技術を上げるための、よい意味での「どん欲さ」が備わってきた直後の、目から鱗の大変身だったわけだ。
以下は参考までに12月の記録だ。
101220検証:▲1,000㌦
チェックシートが、エントリー直後に××になったら、出る。私のすべきことは、これ一点のようだ。
101217検証:▲175㌦
トレード数が多すぎ。
101216検証:▲2,372㌦
大敗。かつての1分足トレードの初期レベル。
原因は、チェックシートをタイムシート化したのは良いのだが、1分足対応にしたため、漫然と1分足で多くの銘柄にエントリー。
本来、チャンスがあるときに、早めに入るための1分足なので、すべての行数にこれを用意しておく必要はなかった。
JOYGで、▲620㌦。
私の負けパターンの典型。
エントリーした足が、ヒゲになり、タブはマイナス。次に大きくギャップアップ、これでも出るのが、本来のルールだった。
101215検証:+955㌦
VECOで▲660㌦、なぜこのようなトレードになったのか。これが、今日のテーマ。
時間軸を入れているので、チェックシートはどうなっていたのか。
101214検証:▲771㌦
チェックシートを時間軸を入れたマトリックスタイプへ変更。チューニング不足で、書き込みしやすくする微調整が必要だ。
▲150ドル以上のホールドが例によって発生している。
師匠からは、マイナスは持っていても意味がないと言われた。
マトリックスタイプにすると、×が連続するので、書き込みをすれば、抑止できるはず。
▲150㌦以上のトレードは、エントリー何分後に▲150になるのかを調査している。
意外なことに3分以内のように短い。
逆に言えば、エントリー後3分間は、脱出準備でよく監視する必要がある。
101213検証:▲900㌦
始値脱出は、21分の18。▲150以上のホールドを防ぐチェックシートに特化する必要性を師匠より指摘された。
時間軸を入れたマトリックスタイプにせざるを得ないか。
現在の独自のものは、頭の中の暗算の整理には役立つものの、記入漏れをなくすという点からは、確実性に乏しい。
一度、まったく反対方向へ振ってみるべく、新チェックシートで、次回からトライしたい。
101210検証:+855㌦
いくつかの銘柄の脱出について、師匠に尋ねると、私より早い段階で見切り判断をしていた。しかし、指数が下げているのにもみ合って下げないFSLRやエントリー位置からマイナスにならず大きくギャップアップしたAPKTについては、さらにホールドすべきだという意見である。
オープニングは、とくに早めの見切りが必要だ。
101124検証:+2,166㌦
始値執行、インアウト、一つずつ漏れがあった。101209検証:+1,000㌦
大ギャップアップのLULUは、動きが激しいので、1分足でプレー。RVBDの▲340㌦は、よく検証する予定。
101208検証:+125㌦
イン、アウト、細かく見るため、1分足の併用が有効だ。
101207検証:▲176㌦
脱出サインを見逃したと分かっていながら、15秒過ぎなので、ホールド。さらに下げて、出られずという状態。
ロングを切れないので、ショートチャンスを生かせず。
チェックリストをつけていない、機能していないのでは?
確定した足で、脱出の判定は終わっている。
その判断が迷う場合でも、反対方向のギャップが大きければ、即脱出。
脱出のパターンは、いろいろあるとはいえ、それほど多いわけではない。
同色多数の後、上ヒゲ、ドウジ、陰線、呑み込み、ギャップダウン。
これしかないのでは。
改めて、チェックシートをつける目的は、相対的な脱出判定のため。
単体での脱出判定では、伸びるものをプルバックで細かく出てしまう弊害がある。
副次的効果として、トランス状態からの覚醒がある。
101206検証:▲509㌦
始値脱出は、18ぶ分の15。反転サインが出ているのを、プルバック程度とみなすため、脱出の遅れが出た。
反転サインを見て、早めの脱出を心がけたい。
101203検証:+576㌦
始値脱出は、14分の10。
101202検証:+830㌦
SNDKの▲330㌦が目立つが、やむなしか。1本で出ているからね。インアウト、グリーンだし。
101201検証:+35㌦
初動の処理が、大きな損失を招くと、フリーズする傾向がある。利益確定も遅れ、カットロスも遅れ、長いホールドでしのぎ、良いものには入れなかった。
GMCRは、ターゲットシュートが狙えると分かっていながら、余裕がなくて、途中で脱出。
101130検証:+1,348㌦
ホールドの試される展開。大き目のギャップダウン、個別はリバーサルと判定してロング。
しかし、先物は反転まで、やや時間を要した。
このため、難しい展開。