5月最後のマーケットとなった31(火)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長い下ヒゲをつけた陽線、ダウも長い陽線で終了。
ダウ平均の終値は1万2500ドル台へ復帰して日足チャートの20MAの真上、ナスダックの日足チャートはアップトレンドラインの上の位置まで上昇し、上昇幅は4月20日以来の大きさとなった。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約15億1千万株、ナスダック市場は約23億9千万株。
欧州の財政不安が後退、売込まれた銘柄への買い戻しが優勢となり、月末絡みの買いに加え、ドル安・原油高を受けたエネルギー株が強く、中盤からはアップトレンドが継続する展開となった。