この訓練を続けていると、トレンドラインに沿ってホールドができるようになってきます。
今日のオールグリーンだった記録を見ると、10分から20分間、ホールドしている銘柄が最低一つはあることがわかります。
つまり自然にトレンドラインに沿って、ホールドができるようになってきているのです。
何故でしょうか?
以下に、オールグリーンだった記録を並べてみました。
惜しくも1秒遅れ・・まオールグリーンと同じですね。
いかがでしょうか?
損益の累計となる数字をよくすることは考えなくても良いという条件にもかかわらず、1トレードでの大きなロスが非常に少なくなってきています。
損益をよくしようと意識しなければ、脱出をミスると次の足まで待つ必要があるため、ロスは大きくなりそうなものなのにです。
ローソク足が始まった位置で執行しようとすると、必ずその前のローソク足が形成される前に、前もってどうするのかを決めておかなければなりません。
つまり、焦った精神状態で、うっかり見逃して大きなロスを出すという事がなくなるのです。
つまり落ち着いて判断できるようになるため、理由がないのに慌てて手仕舞いすることがなくなり、その結果として長時間ホールドができるようになるというわけです。
一つずつの銘柄だけを、ルールに沿ってマネージメントするだけでも、ある程度の成績は出せるようになる、と以前書いたのですが、まさにそのようになってきていますね。
つまり、勝とうと考えなくても、勝てるようになるのです。
こう書くと、この訓練をされていない方は、不思議に思えるかもしれません。
このように、トレード中に陥る心理状態を分析し、人間の心理をうまく利用して、スキルを身につけてゆくと、ストレスの少ない、楽なトレードができるようになるのです。