トレーニング復帰後のT氏には、3銘柄ホールドのつもりでのワンクリックシミュレーションの練習をアドバイスした。
もちろんチェックシートをつけながらの、2分足でのワンクリックシミュレーションだ。
大事なことは3銘柄のユニットで利益を最大化するには何が必要になるのかを知ることだ。
無理にホールドしようとすると、ゲインを減らすことになる。
そのためハイローバンドのどのラインを、その銘柄のトレンドラインとして使うかの決断が重要になるのだ。
彼の先週末金曜の成績はマイナスにこそならなかったが、不本意な結果となっってしまった。
たゆまぬ進歩のためには、週末の間に、その原因と対策を立てることが大事なのだ。
プロフィットを積み上げる事ができなかった原因の考察。
昨晩から今日の昼過ぎまでチャートを見ていたせいで気絶をするように寝てしまいました。
気が付けばこんな時間に。金曜日のトレード結果の貼り付けは日曜日になりそうです。
それと、昨夜はどうして読み上げがなかったのかなと思ったらシャドウさん居なかったんですね。
金曜日はネットエイド無料開催というのもすっかり忘れてました。。。
チェックシートも作り直し月曜日からはホールドが確実に出来ると思います。
トレードをしているとローソクの動きが気になる。
気が付けばクローズドプロフィットがマイナスになっている。
何が悪いのだろうか?
自分がトレードをした銘柄の終ったチャートを見ていて『これは横ばいではあるが普通にホールドするだけで良いのに何故手仕舞いをしたのだろう』と疑問が湧いた。
ローソク足やH/Lバンドを見れば確かに手仕舞いかもしれない。
だけどこれはホールドだろう・・・。と思った瞬間、あっと思った。
20MAの存在が見えていなかったのだ。
私は20MAを見ているつもりだったけどいつの間にかローソク足とH/Lバンドだけにしか注意が行かず20MAは視界から完全に消えていたのだ。
これでは幾らトレードを繰り返してもプロフィットは伸びるはずが無い。
トレードをするものにとって移動平均線はとても重要な存在なのに、何故見えなくなってしまっていたのだろうか?
1クリックをするときはマーケットが終っているのでチャートは当然止まった状態だ。
しかし、マーケットが始まると値が付くたびにローソクが動きだし、そちらに注意力が奪われてしまうようだ。
この注意力はマーケットが終っても脳裏に焼きついたままらしく、止まったチャートを見ても小手先の事にしか目を向けることが出来なくなってしまい視野狭窄という状況が作り出されてしまう。
視野狭窄から抜け出すには大きくチャートを見ることだ。
何処で入って何処で出れば利益が大きく出たのか?
という終ったチャートで答えを見ることから作業は始まる。
そうすると、自然と目線はチャートの左から右へ、時間軸で言うと過去から未来へ目線を動かす事になる。
この視線の動きでチャートから得られる様々な情報を脳に送り込むことができる。
移動平均線はどうなのか。
何処で入って何処で出ればどれだけ稼げたのか。
など、色々な事がわかるはずだ。
しかし、視野狭窄の状態だとチャートの一番右端に視線が釘付けでそこからの情報だけで何とかしようとする。
これでは、その時偶々そういう流れだったという時にしか勝つことが出来ない。
常に勝ち続けるためには、有利な場所を知り、有利な場所で仕掛け、有利な場所で脱出する事を繰り返すことにあり、大きくチャートを見る事が大切である。
プロフィットが積み上げられなくなったとき、何が自分に欠けているのか?
それを見つけ出す最善策は、終ったチャートを見て、何処で入って何処で出ればプロフィットが最大になるかを調べ、自分のトレードと比較して2つの違いを見つけ出す事から始まる。
そうすることで視野狭窄は少しずつ改善されるだろう。
上のようにホールドにこだわり過ぎるとると、ゲインが伸びなくなる。
だから時間単位での上げ幅がどれくらいかのチェックが必要。
-0.236でまずは手仕舞いだ。
利益を3銘柄トータルで最大限にするにはどう考えればいいのか?
同じ色のローソク足が長めに何本も続いた後では、利益の大きなところで獲ってしまうことが大事。
下のチャートはその後の動きがわかるような10分足で見た動きだ。
ローソク足が長めに何本も続いた後のプルバックのあとで、さらにそのトレンドが延々と続く可能性は非常に少ないのだ。
ましてや、上のように赤い水平線の -23.6% のガイドラインを突破できなければ、まず見込みはない。
上のボトムスキャンを見ると -236 は 36.78 ドルだということがわかるはず。
下のチャートの黄色いガイドラインの位置が 36.78 ドル。
ボトムスキャンには、このようにCQGがなくてもリアルティック上へ素早くラインを引くことができるよう、常に236の株価が表示されている。