11(水)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップダウンで開始。マーケットはオープニングから軟調となり最初の30分間大きく下げたあと、リバーサルで30分間プルバックで上げたが、上げ幅は少なく、再び次の30分で反転下落をはじめ、以後ダウントレンドの流れは変わらず、少ない値幅だが終日下げ続けて終了。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陰線となり、20MAから陥落。ダウ指数の日足も6月下旬以来の大きな下げ幅の長い陰線となった。
中国工業生産の伸び率が縮小、前日にも輸入額が減少するという中国の経済指標の悪化に加え、朝方発表された米国の貿易赤字が市場予想以上となり、実質国内総生産(GDP)が大幅に下方修正されるとの予想で、マーケット環境が悪化、またユーロが対ドルで大幅に下落したうえ、ドル円が85円を切るドル安のため終日軟調な展開のままで終了。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買株数は速報値で約11億6千万株、ナスダック市場は約26億4千万株。
エグゼキューショナートレーニングの検証シリーズは開始後ほぼ1年を経過します。 実運用に入るため、2010年2月から内容を変更させていただきます。
2月からはマーケットの概要と、その日の主要な銘柄やトレードをピックアップして解説。ネットエイドでのコマンダーの全指示記録は、ネットエイドへ参加される方のみへの公開となります。
今日の注目銘柄 (ネットエイドの記録から)