先日の「日本株でのトレード手法について」では、スキャニングツールのことを中心に説明しましたが、今回はボトムスキャンについて。
というのは再び、こういうご質問をいただいたからです。
ボトムスキャンで銘柄を選択するときは基本的にTopのlong shortサイド5銘柄に絞ればよいのでしょうか?
過去のログをみているとそう思えるのですが。
東京マーケットは、米国マーケットと違うため、そのマーケットの動き方の癖をよく理解して、トレードをする必要があります。
基本的には、5ティック銘柄で5ティックを抜くと、1000円台の銘柄の場合、1000株で5千円の利益となります。
この幅を4回獲れれば、合計2万円です。
7月2日のネットエイドというガイドの記録をもとに、手順を思い出しながら具体的に書いておきます。
マーケットが始まると、ボトムスキャンに表示される銘柄をできるだけ早く1分チャートへ表示させます。
一番下に 東京電力(9501) が表示されています。
2010-07-02 09:02:11 はっち 東京電力(9501)
上は2分足、下は1分足チャート
上のチャートを見ると、1分後には、クイックマジックプレイで、エントリーしたいところです。
東京マーケットでは、5ティックを狙うことがポイントで、大きくねらってはダメ。
5ティック狙っているうちに、スルスルっと上がって10ティックとかを獲れることもありますが、まずは5ティックを獲ったら確実に逃げることができるかです。
欲を出すと、取り損ねることになりやすいのです。
東京マーケットでは、最初のチャンスというのは、1分後とか1分あたりなので、エントリーは早くする必要があるのですが、チャートを表示させるのにモタモタしたり、執行に手間取るとチャンスを逃がすことになります。
素早い執行が難しい日本株のソフトでは、狙った位置へエントリーする練習をする必要があります。
というわけで、ボトムスキャンに表示されるトップ5のチャートをチェックして、正しい位置あたりでエントリーして、5ティックを獲れるように練習してみてください。
これができるようになれば、負ける銘柄がいくつかあったとしても、一日5ティックの4回分つまり20ティックくらいは、、コンスタントに獲ることができるようになります。