30(水)の米国ナスダックマーケットは、薄いギャップダウンで開始。 マーケットはオープニング早々から強く上昇したが、30分後には軟調となり、その後一進一退を繰り返したが、マーケット終了3時間ほど前からジリジリと下げはじめ、最後の2時間は大きく下げて終了。ナスダッ総合指数の日足チャートは陰線で終了。ダウ指数の日足も陰線となり約8カ月ぶりの安い水準となった。
マーケット開始早々は欧州の金融機関の資金繰りに対する懸念が後退したことや、6月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想ほど低下しなかったため、小高く推移したが、中盤以降から終盤にかけては、四半期末のため取引終了間際に換金のための売りに押されて下落。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約14億2000万株、ナスダック市場は約約21億1000万株。