自分のトレードを客観的に判定する能力

勝てるトレーダーになるためには、自分のトレードの結果をチャートで表示して、なおかつチェックシートで条件に見落としがないかどうかを調べ、問題があれば、それを改善するという作業を毎日続ける必要があります。

エグゼキューショナーのトレーニングでも、これをやらずに諦めてしまう方が意外と多いのです。

自分では、「できているつもり、やっているつもり」になって、客観的に自分の足らない部分を見つけられないことが多いのです。

トレードでは数字で結果が出るわけですから、正しくトレードをしていれば必ずトータルでプラスになるはずなのです。

ルールを間違って理解していたり、エントリーや脱出の条件が間違っていると、結果は必ずマイナスになります。

ですが自分でそれがわからないときは第三者に判定して貰えばいいのですが、そのためにはチャートと、チェックシートの条件をきちんと明示しておく必要があります。

受講者用掲示板や、Executioner Internal (非公開)というブログにこうした点を掲載しておけば、私は常にチェックしていますから、適切なアドバイスができるのですが、第三者から見て何が問題なのかが、よくわからないものが多いのです。

チャートだけを掲載して、何故そこでエントリーしたり脱出したのかという根拠が書いていなければ、どこを修正すればいいのかは永遠にわからないのです。

たぶん、掲載している本人もわかっていないのでしょう。

 

せっかくチャートをアップするのであれば、エントリーと脱出の理由が第三者にわかるものを付加しなければ、せっかくの努力が生きないことになります。

こうした「自分のトレードを客観的に判定する能力」が欠けていると、毎日負ける練習をしているのと同じ効果が生まることになり、ますます勝てなくなるのです。

勝ちたいのに勝てない人は、もう一度こうした視点から自分の記録を見直してみてはどうでしょうか?

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